青遺海の会…隊員活動中に亡くなられた方のご遺族の会
かなり話の内容は重かった。
手記を読んでいて涙が出そうになった。ガーナに派遣中、亡くなった方もおられる。昨日頂いた手記は、すべてアフリカだった。いつ犯罪に巻き込まれるか分からない。日本よりずっと交通事情の悪い国で、いつ事故に会うか分からない。
私は一人っ子。親は最初やっぱり反対した。でも、大学生の頃から途上国へ行ったり、こういうことがやりたいと言い続けてきたせいか、反対を押し切って、協力隊参加を許可してもらった。もちろん、今からでも「派遣を辞める」と言えば、親はすぐに賛同すると思う。
でも、やっぱり行きたいと思う。
行って後悔するかもしれない。でも行かずして後悔するよりは、行って後悔した方がいいと思うから行く。
1.便り
2.友達
3.自分を守る
上記3つ、心に留めておこう。
日本で、待っててくれる人がいることを忘れちゃいけない。
今日のテーマは「VCT:Voluantary Counselling and Testing」
メンバーの中に日本のVCTでボランティアをしていた人がいるので、彼女がいろいろレクチャーしてくれた。
流れとしては、、
受付→プレカウンセリング→テスト→ポストカウンセリング
ここでは、カウンセリングが重要になってくる。たとえ陰性でもプレ・ポスト両方のカウンセリングをする必要があり、このカウンセリングが現状のステータスを維持できるかに影響を及ぼす可能性もある。
一応、ピアカウンセリングなどは大学時代から勉強はしてきた。カウンセリングに必要な技術は?と聞かれれば、教科書通りの答えなら言えるっちゃ言えると思う。
でも勉強はしてきたけど、実際生身の人間相手に実施するのはまた別。絶対教科書通りになんかいかない。
エイズ対策活動において、VCTでの活動は外せない。
でも日本語でさえ、相当なカウンセリング技術を要する。英語でやれるんやろか・・?かなり不安
男性用(上)・女性用(下)コンドーム
よく分からないが、やっぱりこれだけたくさんの人と寝食共にしていると、多かれ少なかれ人の影響を受ける。
たくさんの情報が常に入ってくる環境の中で、それが自分への刺激となり、いろいろ考えるきっかけにもなる。これは良いこと。
でも、人に流されたり振り回されたりすることもやっぱりあって、時に自分が見えなくなることもある。私っていう人間の基盤がまだまだ弱いんやろうなって思うけど、それが苦しいこともある。
まぁ、二度とこんな生活を送ることはない気がするし、貪欲にいろんなものを吸収したいとは思っている。ただ理想と現実は違ったりするんやけどね。
今日は日曜日なので、訓練は休み。
やけど、一日中訓練所にこもっていた。
飲める人はいいなぁって思うけど、まぁ私は私なりにここでのストレス解消法を見つけていかなければ・・
ということで、今日は勉強の合間に、バドミントン&フラガール鑑賞をした。
「フラガール」
しずちゃんが出ているってことは知ってたけど、全然どんな内容とかは知らなかった。福島県常磐にあるハワイアンセンターが舞台の実話。
どんな楽しい映画なんだろうと思ってたけど、ほろっと涙してしまう場面もありの暖かい映画だった。
炭鉱で生計を立てている人がほとんどの町で、炭鉱と関連した生活を余儀なくされている人々。
時代の変化とともに炭鉱が閉鎖に追い込まれ、そんな中で家族や町を守るために働かなければならない。自らの生き方を問いながら、懸命に打ち込む姿には感動した。
私は自ら助産師を選択し、自ら青年海外協力隊を選択した。こんな自分勝手なことは、この時代に生きた彼女達には許されないだろう。好き勝手やってる私は、その環境に感謝しないといけない。
この先、自分の意志では選択できない、その道を選ばざるを得ない状況は来るかもしれない。来ると思う。そうなった時に、私は一生懸命向き合うことができるだろうか。逃げる選択肢を選ばないだろうか。
自分の恵まれた環境に当たり前を感じてはいけない。
If I don't want to do, I should do my best.
逃げ出さないよう、肝に命じておこう。
今まで心肺蘇生法やAEDの練習は何度となくやってきたが、けっこう忘れている。
そして、今日のメインは出血の手当てと骨折の手当て。
出血の手当ては大体分かるが、骨折なんてやったことない。
三角巾の使い方さえ、曖昧だった。病院で働いているとき、マンマOPを受ける患者さんに「三角巾を持ってきてくださいね」って言ってたくせに、その使い方をよく知らなかった私・・・
医療者、失格やなぁ。。
ガーナに行ったら、負傷者に出会う可能性は高い。そんな重症の人に出会わなくても、軽症の人はたくさんいるんじゃないだろうか。また、自分が熱射病なんかで倒れる可能性だって十分ある。
もしそんな場面に遭遇したら、、、
黙って立ち去る自分も嫌だ・・でも、出て行ってうまくやれる自信もハッキリ言ってない。
その場でケア出来なければ、「自分は資格を持ってます」なんて公表できないよなぁ・・
練習と勇気あるのみ。
ガーナに行ったら、救護セットは常に持ち歩かなきゃ。。
そして、他人を守ると同時に、自分を守ることも、とっても大切。
軽症ならガーゼ保護はしない=破傷風は酸素に触れない状況で最も繁殖する
勉強になった。
私のクラスは、福島駅の近くの信夫山という所へハイキング&バーベキューを敢行☆
久しぶりのアウトドアで、とっても楽しい時間を過ごせた。
Hクラスの担任は“Ryan”というオーストラリア出身の先生。
実年齢よりも5歳くらいは若く見える、なかなかハンサムな先生。
しかも優しいし、おもしろい。
他のクラスメンバーも、人見知りな私を感じさせない位、ナチュラルに話せるメンバーで、私はラッキーだったと思う。
1日日本語まじりの英語(いや、英語まじりの日本語か・・・?)で過ごし、最近なんとなく不意に英語が口から出てくるようにはなってきている。カナ。。
まだまだ日常生活流暢になんてことにはならないけど、こんなにやってるんやから上達してもらわないと困る!
今日からはまたいつもの授業。
来週はいよいよ中間テスト(><) まぁ、これで退所させられることはないけど、追試みたいなのになっても嫌やなぁ。。