このままの知識や技術で派遣されてはマズイ・・・との危機意識から、エイズ対策メンバーで週1回WORKSHOPを開催することになった。
昨日が第1回目。
テーマ「HIVの概要と感染経路」「AIDSの症状」
私はAIDSの症状を担当。
AIDSは23個の日和見感染症のうちいずれか若しくは2つ以上を発症すると、診断される。
症状は実に多様で、AIDSの症状はこれです!というように断定できないから難しい。
きっと派遣されたら、ほぼ毎日AIDSを発症している方に出会うのではないかと思う。
そうなった時に、自分はどういう行動をとるんだろうか、自分は何ができるだろうか・・
答えはすぐに出ないが、皆でディスカッションし、考えることは大切。
また先日感染症講座があり、そこでHIV/AIDSについても触れられたのだが、その中で1回の性交で感染する確率が数字で示されている資料があった。それを見たエイズ対策以外の多くの隊員は「意外に低い」と感じたという。私はそれを聞いて、少しショックだった。確かに数字で見ると、低いという印象を持ってしまうのかもしれない。でも、感染するか否かは、0か100。つまり、"None or all"
伝えるって難しい。自分が伝える側にたった時に私はきちんと伝えられるだろうか。しかも外国語で。
うーん・・
このような勉強会の場は、HIV/AIDS問題の大きさ、深刻さを実感し、改めてなぜ自分がエイズ対策隊員を選んだのかということを問うことができる場となる。
毎日語学づけでなかなか本業の勉強ができないでいるが、せめて週1回のこの時間はHIV/AIDSを真剣に考える時間としたい。
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