ガーナから帰国してはや1ヶ月。
早い。
特に何もしていないのだけど早い。年をとったから?
ブログも全然更新する気になれず放置だったけど、この度、ちょっと旅をして、やっと書く気になりました^^;
まず、最近していること…
☆とりあえずいろんな人と再会
★来月京都に引っ越しするので、その準備
☆ハローワークは行ったけど、引っ越すから拒否された
★実家でだらだら無職生活
引っ越したら、9月を目処に就職したいとは考えている。時間のたっぷりある今、フットワーク軽く、できることをやっておこうと思うのだが、この1ヶ月あんまり有効に使えた気がしない。でも色んな人達に会って刺激をもらいたいと思い、7月の3連休(帰国したら、海の日が3連休になってた…!)に関東方面に旅行してきた。
高校時代の友達に始まり、国際協力を考えるきっかけをくれた大学の先輩たち、二本松訓練所やガーナで一緒に過ごした友達と、実にたくさんの人と再会できた。3日間という短い時間ではあったが、ここ10年くらいの間に私に影響を与えてくれた人達に会うことで、自分が経てきた年代を振り返り、それぞれの人がそれぞれの人生を生きていることを知り、これから自分はまた自分の行き先を見つけていかなければいけないと感じた。今はまだ、ほんの先のことが不透明で、日本の社会で生きている人はスゴイなと思うし、自分がそこにうまく入っていけるかどうか、不安や焦り、迷いも正直ある。ガーナでの2年間が終わり、今年後半はいろんな変化が待っていて、勿論それに対する期待もある。正と負の気持ちが入り混じる中、今回いろんな人と出会って、これだけ自分と関わってくれる人たちがいることの幸せを感じ、きっとこれが今後大きな支えになると思った。
そんな気持ちで、旅の終わりに鎌倉を1人で少しブラブラし、おみくじは小吉だったけど、日本も良いな~としんみり感じた。
大学の先輩達と みんな凄い人たちです。
そして、この1ヶ月、考えることを延ばし延ばしにしてきたガーナのこと。東京から名古屋への高速バスの中で、1冊の本を読んだ。
実はガーナに行く前に買ったのだが、読んでてもなかなか実態が分からず、すぐ眠くなってしまい、ほとんど読んでなかったこの本。今読んだら、とても面白かった。一気に読み、もちろん名古屋に着く前に完読。
本に書いてある1つ1つの情景が、鮮明に頭の中でイメージできる。
例えば、
「雨季のはじまり…
遠くのほうに黒雲の大きな固まりが見えたかと思うと、間もなく雨の匂いのする強い風が吹き始め、乾燥したそれまでの空気と入り交じる。そして数時間後には、埃っぽい道路や屋根の上、そして新しく切り開かれた畑の上に大粒の雨が落ちてくる。この最初の雨が通り過ぎると、空気中の埃は雨といっしょに地面に落とされ、真っ青な空と強い太陽の日差しが戻ってくる。一年で最も暑い季節の始まりである。」
風の匂い、埃っぽさ、日差しの強さ・・・それらを五感で思い出せる。
最初は全然興味の湧かなかったガーナの歴史、政治情勢。今はなるほどなぁと思う。ガーナはまだまだ激動の歴史の中を動いているという感じがする国。あの時見たものにはこういう意味があったのか、あの時の人々の反応の裏側にはこういう事実があったのか等、自分が見てきたピンポイントの場面、画像が、本の解説によってつながった。
どれだけ集中してガーナという国を見られた2年間だったかは分からない。でも、確実に様々な事を感じ、実体験として自分の心に刻むことのできた2年間だったと思う。
これが今後どのように自分の外に出てくるか、それはまだ分からないけど、まぁ、ぼちぼち行きます!