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生活のことや仕事のことなど、日々の足跡を少しずつ残してます。
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HIV&AIDSが私の仕事の中心にあるわけだけど、そればっかやっていても、周囲もうんざり、自分も飽きてくる・・・そして「エイズだけじゃないのよ、あなたの仕事は」という上司の言葉もあり、ちょこちょこ他のことにも手を伸ばしたりしている。

 

ここんとこ月曜日は、郡病院にいるDisease Controllerと一緒に、TB(結核)患者のフォローアップの活動をしている。月~金、ランダムに患者はやってくるので、私が会えるのはほんの一部だけだけど、カルテの数をみる限り、かなり患者数は多い。日本だったら、排菌が一定量以下になるまでは隔離対策がとられる結核だけど、ガーナでは自宅治療。なので、定期的なフォローが重要になってくる。

 

うちの病院にも、「DOTS」というWHO推進の治療が今年の6月から入っており、今までより劇的に効果が出ている。治療内容は急性期と緩解期に分けられ、1回の治療には6か月を要する。その間、きちんと毎日服用できているか、定期的に喀痰検査を実施し、排菌量が減っているかをチェック。通院を中断してしまった患者がいれば、Home Visitingも行う。

 

・・というのは、理想像でして、、実際はそこまでちゃんとは管理できていない。
でも治療が変わってから効果が出ているのは本当。Disease Controllerはたった一人で、しかもその外の感染症患者も診ないといけないので、一人一人に丁寧なフォローができないのが現状。私ももうちょっとやり方が分かってきたら、Home Visitingとか一人でも行けるようになりたいと思う。

 

しかしそう言えば、私、ツベルクリンいつ打ったっけな・・・??

でも今のところ、いたって健康なので、抗体はあると思う。ご心配なく~

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病院前の木がとってもキレイだったので、撮ってみた。
朝6時、霧がかかっていて、ちょっと幻想的な感じ?

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アフリカと言えば・・生命の宝庫。

アフリカと言えば・・キリン、ライオン、シマウマ、ハイエナ etc。

みのさんの「どうぶつ奇想天外」とかでよく見たもんね。

 

でも彼らがいるのは東アフリカ。残念ながら、ここは西アフリカ。

こんな暑い熱帯には、動物も住みたくないってこと??

ガーナには、ゾウとワニしかいないと聞いた。残念。

 

でもでも、私の周りにはゾウでもワニでもなく、もっとかわいらしいのがたくさん。

 

一挙公開!

 

ニワトリ。本当に毎朝彼らの声で目が覚める。こっちの人は家の周りに放し飼い、いやあれは野生?よく分らないけど、適度にお肉が発達したら、食べごろ。

 

こんな名前のよくわからない鳥もたくさんいる。これも食用。

 

ヤギ。ニワトリと並んで多いかも。人間には慣れっこで、Officeの中にも入ってきちゃいます。赤ちゃんヤギはかわいい。しかし、こちらもドナドナド~ナ~、売られて、食用。

  
 

ネコ。この子たちは最近生まれたと思われる子ネコ。めっちゃ、かわいい☆うちの周りに住み着いている。けど、きっとこの子たちも、いずれガーナ人の胃袋に納まる運命・・ネコのお肉はとってもSweetだそうで、チキンよりおいしいとか(><)…私は食べないよ。

 

トカゲ、こっちのトカゲはデカイ!

カメレオンか!?と思うくらいデカイ!!そして、とっても色鮮やか。すばしっこくて、なかなか写真には収められないけど、ホントに「虹色」とか表現できないくらい、全身鮮やかなのもいる。これも食べる・・んカナ?「自然界に無駄にできるお肉などない!」って思う人たちは、きっといると思う。

 


ちなみに、こっちの人は犬も食べるらしい。

ちなみに私はポークが一番好きですが、うちのマーケットで売られているのは見たことがない(T_T)

 

なんか動物の話が、いつのまにやらお肉の話になってしまったナ・・ま、いっか。

 

もうすぐ17年度2次隊の先輩隊員が帰国する。

ガーナにエイズ対策隊員が入ったのは、この隊次が初めて。そして19年度1次隊の私が、最も遅く派遣されたエイズ対策隊員で、私をもって予定されていた全ての任地にエイズ対策隊員が揃った。

もちろん、これから帰国していく先輩たちの後任隊員は一部来る予定。

 

このパイオニア的存在の17-2が帰国する前に、どんな活動をしてきたのか、集大成を見に行こうというスタディーツアーがエイズ対策のフィールドコーディネーターにより企画され、今週実施された。

 

私はAshanti州だけど、スタディーツアーでは隣のEastern州に行き、2人の先輩の活動を見てきた。

1人はコミュニティー巡回、1人は学校で指導という形。

ちなみに、私は両者を合わせた活動をしていくことになりそうで、ちょうど来週から学校でも授業を持っていく予定なので、その前に見せてもらえて良かった。

    


協力隊というのは、特に「規定された枠組みの中で何かをやりなさい」というものではない。もちろん職種に関係していた方がいいだろうけど、やりたいと思えることがあって、それが実現可能なものであれば、現地の人のためになることであれば、基本的には何でもやっていい。

しかし、この「何でも良い」というのが曲者で、やれるもんなら何でもやってもいいけど、与えられる仕事というのは、ほとんどなかったりする。そして初めのうちは何をやっていいんやら、よく分からない。結果、自分は何をしにわざわざアフリカくんだりまでやってきたのか・・?という自己無力感に苛まれる。誰しもが通過する道だとは思う。

実際、私もその道中にいる。やれることを何とか見つけて、日々活動をしているつもりではいるけど、結局それに何の意味があるのか、よく分からなかったりするし、考えること自体めんどくさくなったりもする。

でも周りの先輩を見ていると、自分はまだ活動する環境に恵まれた方なのかなとも思えるし、何もやることがないという事態に陥っているわけでもなく、やりたいなと思うことはイロイロある。それに、私の語学力と現地の人のモチベーションの低さ、スタッフ不足等という邪魔が入って、なかなか実現は難しかったりするけど、検討していく余地はあると思っている。日本から来ている私だからこそ、とれる手段があるハズ。

 

まだ1年7か月もある。

これをポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるか、その時の気分次第。圧倒的にネガティブにとらえることの方が多かったりするけど、嬉しい出来事♪もあり、ポジティブにとらえることのできた1週間でした。

ガーナ食?ではないけど、ガーナで食べられる物でお気に入りなのがコレ。

 


パンに目玉焼きがはさんである、いわゆるサンドイッチ。
目玉焼きはふっくら、刻んだトマトとタマネギを混ぜて焼いてくれる。なぜふっくらしているか、それは油をとっても大量に混ぜているから・・

しかし、おいしいからしょーがない☆

 

こういう露店で、その場でおばちゃんが作ってくれる。
一緒に飲むミロやティーがこれまたGOODデス!

 


油か?それとも卵か?原因は定かでないけど、時々、トイレに駆け込む羽目になることもある。。

しかし、おいしいからしょーがない★

火、水曜日に、JICAのHIV/AIDS関連の技術プロジェクト“HAPE Project”の会議があったので、Accraへ。HAPE Projectは4年計画で、ちょうど今が2年の中間評価にあたるため、その報告と今後の計画についての会議。

 

基本的にJOCVは技術プロジェクトとは別柱になっているが、土台は同じJICA。隊員は技プロが入っている地域への派遣になっているため、関わるなと言われたって、同じHIV/AIDSのことをやっている訳で何かと関わらざるを得なくなってくる。そしてガーナ人から見れば、同じ日本の同じJICA、その両者を分けることも理解し難いと思う。

 

しかし、そんな状況に隊員を配置している割にプロジェクトが何を私たちに求めているのか、ハッキリ言ってよく分からない。会議には毎回招かれるものの、特にJOCVと何か議論を交わすでもなく、ただのAudienceのような感じ。そして会議に出ても、なんとなくの概要しか分からない。

今後、Mobile VCTを始める計画を持っているようで、それに関しては大いに私もやりたいと思っていることなので一緒にやっていきたいし、1つ地域で両者がバラバラなことをやっていたって、全く意味がないと思う。

 

「エイズによって命を失う人が1人でも減るように」という大きな目標は共通していると私は思っているが、技プロが何をしたいのか、協力していくために私はどう動いていけばいいのか、JICAとして私の任地のHIV対策をどうしていきたいのか、そこら辺もうちょっと分かりやすく説明してくんないかな・・

 

ガーナに来て、ようやく4か月。

ガーナ人の良いところ、嫌なところも、自分の中でだんだんハッキリしてきている。

 


明るい。

友好的。

よく褒める。

根に持たない。

ガーナ大好き。

みんなと挨拶、握手。

仕事よりも家族が大事。

ご飯は皆と分け合う習慣。

よく知らなくても困っていると助けてくれる。

約束を守れなくても連絡してこない。

約束をやぶっても謝らない。

時間にめちゃくちゃルーズ。

順番抜かしは当たり前。

すぐに物をねだる。

言い訳が多い。

気性が激しい。

働かない。

人任せ。


 ガーナ人の名誉のために言っておくと、すべてのガーナ人に当てはまるわけではないし、違う一面を見れば感謝することも沢山ある。

「これもお国柄ねぇ」なんて笑って言えたら良いけど、1日に1回はイライラする。でも、相手に悪気が感じられないのと、どんだけイライラしたって、当分はこの国で生きていかなきゃ・・という理性から、自己コントロールするに至っている。

 

そんな私を最近癒してくれているのは、、

 

カカオバターのクリーム↑

お風呂上がりに塗ると、とっても甘~い匂いで、大好きなチョコにくるまれたような気分に。

 

今週はフルーツweek!!

パパイヤ、パイナップル、リンゴ、ウリ、オレンジ、バナナ…さすがトロピカルなだけあって、フルーツはおいしい☆

 

思い切って、ソファを購入↑

真っ赤なソファ、座り心地も良くて、けっこうお気に入り♪

 

そして、いつも私の話を真剣に聞いてくれるIsrael↑

Home stayの時のお父さん(とはいっても、彼もまだ30歳だけど)。やっぱりこの人は他のガーナ人とは違う。Hospitalで働いてるので、よく仕事帰りに会いに行っている。最近はグチが多くなって申し訳ない・・と思いつつ、でもこの人にしか話せないこともあるので、とっても重要な人。

 

もちろん彼氏や友達とやり取りする時間も、とっても大切な時間。

やっぱり1人じゃないって感じられることが、1番の癒しになるんだろうねぇ。

 

今回はちょっと医療の話。

火曜日、GHSのOfficeで開かれたWorkshopに参加。


テーマ:新生児の蘇生

講師はKumasiの病院から来た助産師。

 

<内容>

①アプガースコアの項目に従った新生児の観察

②酸素の投与法(酸素チューブ、アンビューバック)

③心臓マッサージ

   


講師の人の説明は分かりやすくて、けっこう良かった。

こっちの助産師教育がどのような課程になっているのか知らないけど、病院で働いている助産師でさえ、わりと基本的なことを知らないらしい。

 

例えば、

Q、無呼吸発作を起こしている時の刺激の仕方

A、足首をつかんで逆さ吊りにする。

そんなことしたら、赤ちゃんがかわいそうよ。。

(正)足裏や背中を軽くたたく

 

Q、アンビューを使った場合、1分間に何回くらいairを送るか?

A、3回。

死んじゃう・・・

(正)40~50回

 

実際のところ、アンビューバックや酸素ボンベ、サクションチューブなんてHealth Centreレベルの施設には存在しない。郡病院には酸素ボンベはあるけど、空なことが多い。生まれた赤ちゃんのバイタルサインさえ、計測していない現状。ついでに言うと、インファトウォーマーやインキュベーターの説明もあったけど、そんなものがあるわけもなく。。助産師たちの反応も、ハテ・・・?

助産師として、それらの知識を持っておく分にはいいんだろうけど、もっと物がないならないなりに、どのように蘇生するのかという実践的なことをやればいいのになぁ・・とか思いつつ、でも私も久しぶりに勉強した気になりました。

私にもっと余裕ができたら、生まれた赤ちゃんの記録も一緒に彼女たちと作っていけたらなぁ・・と思う。



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2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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