HIV&AIDSが私の仕事の中心にあるわけだけど、そればっかやっていても、周囲もうんざり、自分も飽きてくる・・・そして「エイズだけじゃないのよ、あなたの仕事は」という上司の言葉もあり、ちょこちょこ他のことにも手を伸ばしたりしている。
ここんとこ月曜日は、郡病院にいるDisease Controllerと一緒に、TB(結核)患者のフォローアップの活動をしている。月~金、ランダムに患者はやってくるので、私が会えるのはほんの一部だけだけど、カルテの数をみる限り、かなり患者数は多い。日本だったら、排菌が一定量以下になるまでは隔離対策がとられる結核だけど、ガーナでは自宅治療。なので、定期的なフォローが重要になってくる。
うちの病院にも、「DOTS」というWHO推進の治療が今年の6月から入っており、今までより劇的に効果が出ている。治療内容は急性期と緩解期に分けられ、1回の治療には6か月を要する。その間、きちんと毎日服用できているか、定期的に喀痰検査を実施し、排菌量が減っているかをチェック。通院を中断してしまった患者がいれば、Home Visitingも行う。
・・というのは、理想像でして、、実際はそこまでちゃんとは管理できていない。
でも治療が変わってから効果が出ているのは本当。Disease Controllerはたった一人で、しかもその外の感染症患者も診ないといけないので、一人一人に丁寧なフォローができないのが現状。私ももうちょっとやり方が分かってきたら、Home Visitingとか一人でも行けるようになりたいと思う。
しかしそう言えば、私、ツベルクリンいつ打ったっけな・・・??
でも今のところ、いたって健康なので、抗体はあると思う。ご心配なく~
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病院前の木がとってもキレイだったので、撮ってみた。
朝6時、霧がかかっていて、ちょっと幻想的な感じ?