今月のGHSは「mother and child health promotion」月間。
ということで、今週は妊婦、褥婦、5歳未満児を対象に、ポリオワクチン、ビタミンA、ウォーム予防薬、蚊帳を全対象に提供するプログラムを実施。
私は月曜から首都で自分のための予防接種があったので、最終日の金曜日だけ参加。
普段からコミュニティーには行っているが、普段行くことのできない場所にも今回は出向いた。
朝4時半起床、Nkawieから車で1時間のヘルスセンターから、車で30分のコミュニティーに行き、そこからは徒歩。コミュニティーのボランティアさんに先導してもらって、私はナース1人と一緒に回った。まだこの奥にも人が住んでいるのか・・・と何回も思いながら、森を越え、野を越え、歩くこと
4時間・・・!!
ミステリーハンターにでもなった気分で、ガーナの大自然を満喫・・・!!
朝食なし、水も持たずで、村人からもらったオレンジが最高級の食べ物に見えた(T_T)さんきゅ~べり~まっち。。
結局、訪問した家は6、7軒。でも一夫多妻制の残るガーナでは1軒に15人くらいは住んでいるから、4時間かけて、たったそれだけでも、その人たちを無視することはできない。でも、この人たちが継続的に医療にアクセスするのは不可能に近いんだよねぇ・・医療がなくても人生を謳歌できるだろうし、文明色に染まりきった私になんか分からない彼らなりのクォリティーの高さで暮らしているのかもしれない。
どっちが幸せなんだか分からないけど、まぁ一医療者として、こういう地道な活動も、今のこの国に必要だと思う。
そーいえば、歩いている時にこんなの見つけた。
スイカほどもある実が、木にたくさんなっている。
とーっても疲れたし、ついでに捻挫もしたけど、たまにはこういうのも楽しい。