先週からSchool Health Educationを始めた。
私がエイズ対策で来ていること、助産師であることから、内容はSexual Healthについて。
日本で言う「性教育」ってやつです。
たまたま知り合えたガーナ人の先生が興味を持ってくれたので、彼と一緒に中学3年生を対象に授業をやっていくこととなった。
ガーナはキリスト教とイスラム教が大半を占める国なので、表面上は“abstinence(=禁欲)”。しかし現実は、そんな戒律は有って無いようなもの。ガーナ人自身も認めちゃうほど、性に対してはオープン。中学生ならほとんどの生徒が性交を経験しており、小学校高学年で経験している生徒さえちらほらいる。私も病院で、13~15歳の子が妊娠してやって来るのを時々目にする。
そんな現状から色々内容を考えて、、
1.妊娠の成立
2.若年妊娠
3.中絶
4.STI(性感染症)
5.HIV&AIDS
6.Safer Sex
7.HIVに対する差別と偏見
こんな感じで、2回シリーズの授業を組み立てた。ゲームやアクティビティを含んだ内容にしている。
Nkawieの中学校↓ HIVの感染経路activity↓
しかし、ここでも語学の壁は立ちはだかる(T_T)そして、今まで教壇になんて立ったことのない私・・・
内容が内容なだけに生徒も恥ずかしがる。うまく反応が返ってこない時は、ちょっとどうしようかと思った。。ガーナ人の先生の助けが得られるのはとっても心強いけど。
一緒に回ってくれるEbenezer↓
彼は小学校の先生なので、内容を少し簡単にして彼の学校でも実施した。子どもたちは、とても素直でかわいい☆
2年間でできるだけたくさんの中学校を回りたいと思う。他の仕事もあるので、多くても月に2校が精一杯だと思うけど、改善を重ねて良いものを作り上げていけたらいいな~と思う。