今回はちょっと医療の話。
火曜日、GHSのOfficeで開かれたWorkshopに参加。
テーマ:新生児の蘇生
講師はKumasiの病院から来た助産師。
<内容>
①アプガースコアの項目に従った新生児の観察
②酸素の投与法(酸素チューブ、アンビューバック)
③心臓マッサージ
講師の人の説明は分かりやすくて、けっこう良かった。
こっちの助産師教育がどのような課程になっているのか知らないけど、病院で働いている助産師でさえ、わりと基本的なことを知らないらしい。
例えば、
Q、無呼吸発作を起こしている時の刺激の仕方
A、足首をつかんで逆さ吊りにする。
そんなことしたら、赤ちゃんがかわいそうよ。。
(正)足裏や背中を軽くたたく
Q、アンビューを使った場合、1分間に何回くらいairを送るか?
A、3回。
死んじゃう・・・
(正)40~50回
実際のところ、アンビューバックや酸素ボンベ、サクションチューブなんてHealth Centreレベルの施設には存在しない。郡病院には酸素ボンベはあるけど、空なことが多い。生まれた赤ちゃんのバイタルサインさえ、計測していない現状。ついでに言うと、インファトウォーマーやインキュベーターの説明もあったけど、そんなものがあるわけもなく。。助産師たちの反応も、ハテ・・・?
助産師として、それらの知識を持っておく分にはいいんだろうけど、もっと物がないならないなりに、どのように蘇生するのかという実践的なことをやればいいのになぁ・・とか思いつつ、でも私も久しぶりに勉強した気になりました。
私にもっと余裕ができたら、生まれた赤ちゃんの記録も一緒に彼女たちと作っていけたらなぁ・・と思う。
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