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生活のことや仕事のことなど、日々の足跡を少しずつ残してます。
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ガーナの季節は、雨季と乾季の2つ。

雨季は5月ころから始まり、乾季は11月ころから始まる。なので、今はまだ雨季なわけだけど、雨季には大雨季と小雨季があり、大雨季は8月で終わり。人によっては、小雨季を乾季が始まったという人もいる。

 

私がいるAshanti州は熱帯雨林気候で、比較的雨の多い地域。北部の隊員には申し訳ないくらい、ここは過ごしやすい場所だと聞く。実際住んでると、日本はもう秋、いいなぁ…って思うんやけど。

 

ちょっと高い所から、周りの風景を撮ってみた。熱帯雨林って、想像とはちょっと違った。ガーナはあまり山がなくて、平地が多い気がする。

  

 

しかし、最近は異常気象なのか、西アフリカ全体的に豪雨で大変らしい。ニュースが入ってこないので、詳細はきっと日本にいる人たちの方が入ってくるんだろうけど、ガーナも北部の方には日本からも援助物資が入るとか。確かに最近はすごい降り方をする時がある。でも、私のところは洪水なんてものには縁遠く、むしろ雨が降ると涼しくて嬉しいくらい。

 

 

朝晩はまだ比較的涼しいけど、日中は外にいると、汗が出続ける。でもトイレがなかなかないので、水もちょっと制限しがち。脱水にならないようにしなきゃな~。さすが赤道直下、日差しが痛いくらいに強い。もともと地黒の私でさえ、日焼けするとヒリヒリするんだから相当。アネッサと帽子、カーディガンは必須アイテム。しかし努力も虚しく、日に日に焦げていく。隣の黒人さんと比べて、まだ大丈夫やんね…なんて、言い聞かせている自分がいたりする。。

夕方になると、さすがに太陽も柔らかになってくるので、夕焼けがキレイだなぁ~なんて悠長なことも言ってられるようになるんやけど。

  

 

まだ見ぬ乾季…一体、どんだけ暑い??

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私は、「エイズ対策:HIV&AIDS Controller」という職種で派遣されている。

 

なんで妊婦健診や乳幼児健診、家庭訪問に行っているかというと、そこにいる人々にHIV&AIDSとは何か、どんな感染経路があるのか、自分のステータスを知ってほしいということ、VCT(Voluntary Counselling and Testing)という検査を受ける場所があること等を伝えるため。10月からは学校にも行って、ナースたちがHealth Educationをする際に一緒にHIV&AIDSの話を生徒たちにする予定。

 

郡病院のVCT ↓

    

VCT room、一見キレイそうに見えて、けっこう汚い。整頓しても、整頓しても、また次行くと、散らかしてくれている。。

HIVの検査はただ検査をすることが目的なのではなく、検査の前後に行われるカウンセリングが重要になる。たとえ陰性であっても、必ず検査の前後のカウンセリングは実施する。それが今後の予防行動につながってほしいという意味を込めて。

 

郡病院には3人のカウンセラーがいる。彼女たちは全員助産師なので、そちらの仕事もしながら、カウンセラーの仕事もしなければならない。忙しいために、どうしてもVCTは後回しになってしまっている。しかし、その現状をどうにかするために、私が派遣された訳であって、どうにかしていかなければいけない。ということで、まずはカウンセリングの内容を見直し、項目を決定した↓
   

しかし、チュイ語が理解できないので、ホントに彼女たちがその通りにやってくれているかどうかは謎…

 

 

HIVテストはRapid Testを使っている。日本では取り扱っていない所も多いが、ガーナではこれが一般的。簡単なテストで、指に針をちょっと刺し血液を2滴たらし、15分ほど待てば結果が出る。これで陽性という結果が出た場合、偽陽性という可能性もあるので、確認検査が必要になるが、陰性の場合は確実に陰性。

 

Rapid Test          Confirmation Test

        

一応、職場の方からはHIV&AIDS以外にも、マラリアや結核なども含めてPublic Health 全般を含んだ活動をするようにと言われている。ただ、まだそんなにガーナの疾病を理解できてないので、HIV&AIDS以外の活動は同僚に同行してお勉強。

 

先日、25歳の誕生日でした。

 

誕生日の日越しはドラえもんと共に。

前日の夜、、何か見たいけど2時間半の映画はちょっとキツイな…

そうだ、ドラえもんなら1時間半♪

「のび太の南海大冒険」


 
 
すんごい久しぶりのドラえもんは、なかなかおもしろかったデス。ガーナでドラえもん、なかなかいいでしょ?

 


ガーナで迎えた誕生日は、思いがけずたくさんの人から祝ってもらって嬉しかった。

まず、朝起きたら同居の先輩隊員がケーキを作ってくれていて、とっても感激!!朝、5時に起きて、私に見つからないように作ってくれたらしい…☆ホイップクリームとバナナがトッピングされたミロのパンケーキ。ガーナでケーキが食べれるというだけでもとてもすごいことなのに、おいしくてまた感動!

 

 

夕方はHost Familyからフフとコーラのお祝い。そして、先日クマシで知り合ったインド人も、週末パーティーに招いてくれた。他のガーナ隊員、そして、もちろん彼氏や日本の友達、家族からもオメデトウを頂きました。

 

ガーナにいても、なおやっぱり自分の周りにはたくさんの人がいるんだなぁということを感じられた1日。

みなさん、ありがとうございます。

 

25歳にもなって、こんな所で何やってんだろ?と思ってしまうこともある。でも来なかったら、きっと後悔しただろうし、これで良かったんだと思いたい。きっとこれが私らしい25歳なんだろうと思いたい。回り道をしてるかもしれないけど、通るべき道なのかもしれない。

 

25歳、ガーナときちんと向き合える1年にしたいナ。

木曜日、病院のナースたちと一緒にGyankobaという村に行ってきた。

週に1回、ナースたちは管轄コミュニティーを回る。それを「Outreach」と呼んでいるけど、やっている内容は簡易乳児健診+予防接種。

 

Twi語が話せないので問診はできないし、ガーナの看護師免許を持っていないため注射もできないので、私にできることと言えば体重測定。木にぶら下げた体重計で、赤ちゃんを布の袋にいれて、体重を計る。時々袋の縫い目が破れて、赤ちゃんが落っこちそうになるというちょっと危険な体重測定器。

 


たくさんの赤ちゃんを抱っこできて、ちょっと嬉しかったけど、そのうちの一人におしっこをかけられ、ジーパンがべちょべちょになりました…(T_T)

 

そんなに大きくない村なのに、こんなに子どもがいるのか!というくらいたくさんの子どもがいた。
2006年末の時点で、日本の合計特殊出生率(1人の女性が一生の間に出産する人数)は1.32人。ここガーナでは4.39人(2005年)。
確かに妊婦健診などで、「子どもは何人いるの?」と聞いて、「4人」「5人」って答える人はざらにいる。私の年齢で、結婚してなくて子どもがいないと、本当に不思議らしく、「なんで結婚してないんだ?」「なんで子どもを生まないんだ?」としょっちゅう聞かれる。婚期を逃したかしら…なんて気分になってくるけど、確かに今の日本は晩婚化が著しいんじゃないかとも思ってしまう。日本では、子どもは1、2人っていう人が多いけど、ここガーナではお金がなくても、みんな何人も子どもを生む。『出産』『子育て』が、本当に自然なものとして、営まれているように思う。元来自然なものだから、それが普通なんやろうけどね。

社会見学してきました。

 

「ジュリアナ パン工房」(勝手に命名・・)

 

なんでパン屋見学?というと、、

HIV陽性者の人たちがIncome generationを得るために何かを共同製作するとしたら、どういう風にやればいいんだろう??という疑問から、じゃあ、まずマーケティングについて勉強しなければ・・というお話になった訳です。

 

マーケティング?…ハテ??っていう状態から、ちょこっとずつインターネットとかで勉強開始。さて、次は実際に何か1つ商品を選んで、製作~販売まで、一体どのような販路が開拓されているのか、顧客獲得はどういう風に行われているのかを調べてみよう。

 

何がいいだろう・・

うちの町で、よく売られているもの・・

食パンとかどう!?

 

ガーナはイギリスの植民地だったからか、かなりパンは流通している。首都にいけば、日本で売っているような菓子パンも買える。Nkawieでは食パンonlyだけど、西洋文化かぶれの私にとってはかなり嬉しい。

 

 

ということで、近くのお店のお兄ちゃんに頼んで、工房まで連れて行ってもらった。人の良いお兄ちゃんで、けっこうしっかり案内してくれ、社長さんにも会ってインタビューできた。

 

この工房では1日600本もの食パンを製造している。20+αの顧客がいるそうで、shop側は4000セディで購入し、5000セディで販売。儲け、意外に少ないか?まぁ、消費者としては嬉しい限りやけども。

 

パンを焼いてる釜戸↓

  

パンだらけの倉庫↓

 

大学時代、パン屋でバイトしてたけど、やっぱり焼きたてのパンの匂いっていいねっ!

突然の訪問を快く受け入れてくれ、お土産にフィートブレッド(全粒粉パンみたいな感じ)まで頂きました☆ おいしく、いただきます~

 
~おまけ~

ちなみに、私の一番お気に入りブレッドは「Brown Sugar Bread(黒糖パン)」

 

しかし、この黒糖クン、クマシにしか売ってないという代物。うちの町でも作ってくれないかなぁ…

火曜日、郡病院で妊婦健診の手伝いをしていたら、苦しそうな産婦さんがタクシーでやってきた。

最初はただの陣痛で苦しそうにしているのかなと思った。でも、いざお腹を見てみたら、お腹の形がおかしい。

 

回旋異常?

 

とりあえず、トラウベで心音を探してみた。

けど、どこを聞いても聞こえない。

会陰はむくむくに浮腫っていた。ちょっと会陰を開くと、もうそこまで児頭が見えている。きっと長時間この状態が続いているに違いなかった。

 

でも、このときはまだ胎児は生きていると思っていた。

体位の関係で心音が聴取できないだけだと思っていた。

 

吸引分娩を施行。

私がするわけにはいかないし、できないので、私は日本でDrがしていたのを思い出しながら、見様見真似のクリステレル圧出法でお腹を押した。

 

なんとか児を娩出。

羊水はものの見事にドロドロ。緑色なんてものじゃなかった。もうヘドロ状態だった。胎盤も臍帯も抹茶色。赤ちゃんのの筋肉はすでに硬直していた。お腹の中で、もうかなり前に亡くなっていたんだろうと思う。

 

産婦の話によると、5人目の経産婦で、本当は自宅分娩をするつもりで、かなり長いこと自宅でねばっていたらしい。でもなかなか赤ちゃんが生まれてこないということで、耐えかねて病院に運ばれてきたとのこと。もう少し遅かったら、赤ちゃんだけでなく母親の命も危なかったかもしれない。

今のところ、お母さんは元気そうだったけど、無事に乗り切ってくれますように。

そして、赤ちゃんが安らかに眠れますように。

 

 

金曜日、Abuakwa Heakth Centreにて、駆け込み分娩。

やってきた時にはもう排臨(赤ちゃんの頭が会陰から見えている)の状態。3,4回息んで、つるンっと生まれました。赤ちゃんの方はやっぱり何の処置もなしだったけど、、呼吸も上手にしていたし、きれいなピンク色になっていった。

 

ガーナの赤ちゃん、なんと生まれた時は日本人と同じような黄色人っぽい色をしている子が多い。数日経つと、どう見ても黒人やよな…っていう色になるんやけど。不思議~

 

3200gの元気な男の子↓   沐浴中↓

   


分娩室↓ 滅菌された器具なんて存在しない。

 

 

いろんなことがあるけど、生命の誕生に立ち会えるって嬉しいことです。

 

 ~Home visiting~

Midwifeと一緒に、HIV陽性者のhome visitingをした。

Abuakwaに住む5人の陽性者のお宅に伺った。

 

いずれの人も、HIV(+)と知って、1年前後だったが、みんなHIV薬を服用しているという。ということは、けっこう以前に感染していて、状態が悪くなってきたから検査を受けてみたところ、陽性だったということが考えられる。差別、偏見があるために、やっぱりまだまだ健康なうちに、自ら進んで検査には行くいなんてことは考えにくい状態なのだろう。

 

一時は結核も発症して、状態が悪くなった人もいるらしいが、この日会った5人はわりと元気そうだった。しかし、彼らの共通した問題は一つ。

お金のこと。

仕事が手に入らない。


これはHIV陽性者に限ったことではないのだが、その中でも彼らはひと際仕事を得られにくいようだ。体調に左右されること、偏見があることなど、さまざまな要因が考えられる。

 

しかしHIV薬を服用しつづけるということは、必然的にお金がかかるということ。

HIV薬は国からの補助が出るため、1瓶40GHC(約4000円)のうち、自己負担は5GHC。しかし、5GHC、日本人にしてみればたかが500円。でもガーナでは、この値段で茄子が500個買える。

彼らにとって、とても高額であることが分かる。

 

他地域では、HIV陽性者が集まり、Income generationのために、作物や石鹸などを共同で作っているところもある。しかし、うちの地域では、その材料を買うためのお金さえ予算から出せない状況。

通常、一つの郡に与えられた全予算のうち1%がHIV・AIDSのために当てられるのだが、それがほとんど降りてこない状況らしい。

 

現在うちの郡のHIV陽性者を支援している団体はたった一つ、OICというアメリカのNGO。毎月、第4木曜日にGHSに食べ物(穀物と油)を持ってきて、陽性者に配っている。到底1人の人間が1か月暮らす分には足りないのだが、それでもBetter than nothing. 

 

残念ながら、協力隊の目的は技術援助であり、JICAは隊員を通じての金銭的援助はほとんど行わない。外国人という立場で働いていて、周りからも金銭援助を期待されているのが目に見えて分かりながら、お金の工面はどうにもできない私は、こんな時身の置き場がない。なんとか郡役所が予算を獲得してほしいと願うばかり。。

 

~District AIDS Committee~


ようやく予算が降りてきたということで、郡内の要人が集まって、Distorict AIDS Committee:DACが開催された。内容は、予算の話やその使い道、今後VCTの強化、Mobike VCT Campaignを実施予定であることなど。

 


今回はまだ初回だということで、あまり具体的な話は出なかったけど、DACは四半期に一度開催していく予定だということで、今後の発展を期待。今まで知らなかったNGOの人と知り合いになれたし、それは収穫。

 

会議はAll英語。All Twi語でやられるよりは全然いいし、ちょっとはGhanaian Englishに慣れてきた気もしていたけど、それも気のせいだったかも。。ホントに一部しかピックアップできない。近くで向かい合って話し合うと聞き取れたりもするけど、遠いとホントに聞き取れない。。

 

あー英語ペラペラになりたい。



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2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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