今日は講義、グループワーク、ロールプレイングなど、いろいろやった。
ロールプレイングはよく病院の研修でもやったが、けっこう苦手。すごく感情移入できている人もいて、一種の才能だなぁと感心。私はアクトレスにはなれないわ・・・
①文化の独自性と自己決定権~エイズ予防・啓発で性に関する宗教や文化的な規範をどう考えるか
<規範>
人間社会集団におけるルール・慣習のひとつである。規範は、歴史的な発展を紐解けば、なんらかの目的に沿って制定されていることが多い。しかし、時間の経過とともに、その本来の機能が忘れ去られて、社会的行為の調整としての機能を果たすこともしばしばである。また個人においては規範の内面化がおき道徳となる。(Wikipedia)
男性、女性の性規範について考えてみた。この日本社会において、女性にはかなり規範が多いことが分かった。そんな中で、あまり制約されずに生きていると思えているから、私は根っからの日本人女性なんだろうな。
規範が私の中の道徳になっているっていうのは、なるほどそうだと思う。
ガーナに行ったら、きっとガーナの規範があり、ガーナ人の道徳観となり、人々はそれが普通の環境で生きている。まず、ガーナにはどんな規範があるのか、見つめてみよう。
②情報管理・プライバシーの権利についてのグループワーク
「HIV陽性の男性が恋人にHIV陽性を告げるか迷い、結果告げることにした」というロールプレイング。医療の専門家の立場で、個人を優先させるか、公衆衛生を優先させるか、難しい選択だと思う。どっちも大切だし、本来なら「住民の健康を守る」という1つの目的から、どっちも優先させることができるはずなのに、今の差別や偏見が生まれている社会では困難になる。難しい・・・
③エイズについてのグローバルな人権ガイドライン
エイズを考える時に切り離しては考えられないのが人権。エイズがただ保健医療の問題で終わる疾患ではないから。
普段から何気なく、私らにはこんな権利があるはず!とかは思っているけど、憲法と照らし合わせて、基本的人権とは・・・って考えたのは実に久しぶり。けっこう守られているんだなという風にも感じたが、人権にもいろんな角度がある。人権同士が対立することだってあり得る。これまた難しい・・・答えなんて、そう簡単には見つからない。。
明日からは海外で実践できるようにという具体的な内容に入るらしい。
あと2日、がんばろう!
今日は高校の友達とご飯を食べに渋谷へ。
東京の中で最も人が多かった。人人ヒトヒトひとひと・・・・・・・・なんだこれって感じ。
東京、、東京の電車はすっごい満員なのに、すっごい静か。なんで誰もしゃべらんの?
東京の人はぶつかると、怒ることはあっても、謝ることはしない。私だけ謝る。
でも道を聞くと、大抵親切に教えてくれる。
以上、東京にしばらく滞在して感じる東京への偏見。
①ピアプログラムの取り組み
講師はぷれいす東京で、HIV陽性者のピアグループミーティングを開催している方。
友人・知人からHIV感染をカミングアウトされた際の反応は2つあるという。
1つは「拒絶」、2つは「同情」。どちらもあまり心地よいものではない。むしろ過剰な同情は、当事者にしてみれば、とても辛いもの。
「気遣い」と「同情」は違う。私にこの2つを使い分けることができるだろうかと考えてしまう。
また、病院勤務していると、「糖尿病の○○さん」「脳梗塞の△△さん」という風に、病気がその人の代名詞のようになってしまう。同じように「HIV陽性」というフィルターをかけて見てしまう自分がいる気がして、それは今後私が意識してフィルターを取り除いていかないといけない。
②差別・スティグマとはを学ぶグループワーク
人口約20万人の日本の某都市。HIV感染率5%、田舎だが少しの繁華街はあり。という仮定で、地域のニーズをディスカッション。その後、その中から対象者、ニーズを限定し、ニーズに沿ったプログラムをプランニング。すごく短時間で、いろいろなことを課せられたので、しっかり的を得たものは作れなかったが、プランニングしていく中でも自分とは違ったいろんな意見が聞けて、そんな見方もあるのかと勉強になった。
“Living Together”
直訳すると“一緒に生きていく”だが、その中にはいろんな意味が含まれている。心の片隅には、いつも置いておきたい言葉だな。
③異文化でのストレスマネジメント
講師は大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンターの野坂祐子先生。
現地に行った際に出現してくると予想される、自分自身のストレス原因、ストレス反応、対処法について考えてみた。言葉、食事、気候、物資の不足、人間関係、仕事が円滑にいかない等、様々なストレッサーが考えられた。これらを前もって予想し、対処法を考えておくことで、現地でのストレスの大きさは縮小できるかもしれない。
また、自分にストレスがかかった時に、どういう反応が出やすいかなども傾向があるらしい。私は・・・多分、ストレスがかかると、
1.食欲が落ちる⇒痩せる
2.ストレスは内向的(自虐的になる、自分を責める)ではなく、外向的かも。トゲトゲしい態度を取る、周りの不満を言う等。。
3.眠ると、けっこうスッキリする
4.ホルモンバランスが崩れやすい?
5.仕事が手につかなくなる、とかは今までなかった。むしろ、そういう時こそ、仕事はきちんとこなそうと意識していた。
まだまだ、自分では気付いていない傾向はあるんだろう。ストレッサーをなくすことはできないので、できるだけ自滅しないよう、うまく付き合っていかなきゃな。。
研修帰り、今日は3人で六本木ヒルズに行ってきた。
これぞ、まさに「ザ・都会」ってとこ。
テレビ朝日でドラえもんと写真撮ってみたり、ちょっと高級カフェでケーキを食べたり、都会を満喫。初めてティファニーにも入ってみた。ダイヤびっしりのリングを試着して、浮かれてみた☆こんなん買うことは、一生ないんやろうな~と思いつつ。。
場所は新宿2丁目。
男性のちょっとえっちな下着屋さんが何軒かあったので、すぐにココがそうだと分かった。
ゲイが集うゲイバーが立ち並んでいる街。「女の子もどうぞ~♪」という店もあるが、ほとんどが「女子厳禁」というお店。2人組みの男性をよく見かけた。外国人もちょくちょく見かけた。彼らが皆ゲイなのかは分からないけど・・・
女の子もどうぞというゲイのお店に入ってみようと思ったけど、やっぱり入りづらい。。
ちょっと歩いてみて、見た目の雰囲気がなかなか良いお店を見つけた。看板もなく、どんなお店なのか全然分からない。一か八か、断られたら出こればいいや!と思い切ってドアを開けてみた。
宮崎駿の「猫の恩返し」に出てきそうなアンティークいっぱいのお店で、そこは偶然にも普通の(?)バーだった。2丁目の中ではかなりレアだと思われる、2丁目っぽくないお店。ちょっと安心、ちょっと残念の思いで、しばらくそこに居座ってみた。そこで、すぐ近くにレズビアンのストリートがあることを知った。
帰りにちょっと行ってみるか。
レズビアンバー、「女の子大歓迎♪」
女2人で行動していたので、自分達の設定を「ちょっと自分は同性愛者かもしれないと思い始めた2人、でもこういう店は初めて来てみた」と仮定して、入ってみることにした。
店内は見事に女の子ばっかり。でも、皆普通の女の子だった。ちょっといつも見ている光景と違うのは、女同士で体を触りあったり、抱き合ったり、キスしていること。(もちろん服は着てます・・・)
ちょっと、いやだいぶ硬直しながらカウンターの一番端っこに座った。私達の隣に座っていた、彼女待ちの女性(28歳、見た目はかわいらしい感じ)が声をかけてきて、しばらく3人で世間話をした。私は初対面の人と話すのが苦手なので、時々相槌を打つ程度にしか話さなかったが、「2人はどういう関係?」って聞かれた。
「まあ、ちょっとそういうことに興味があって、今日初めて来てみた」
私達は他のカップルみたいにくっついていなかったし、もしかしたら彼女は2人の関係がそうじゃないことに気付いていたかもしれない。
彼女の話の中で、少しだけ出てきた性的指向の話。
「ずっと女子校で、女の子に好かれたことがあって、それをきっかけに自分も女の子が好きって気付いたんだよね。一時男を好きになったこともあったけど、長くは続かなかった。やっぱり気がつくと女の子を好きになってるんだよね。男にはすごく人見知りする。でも、まぁこの先男を好きになって結婚したいって思えたら結婚もするかもしれない。可能性はすっごく低いだろうけどね。親や周りもなんとなく分かってるかもしれない。19歳の頃からずっと2丁目で遊んでるし、あえてわざわざ隠そうとはしてないしね。」
昨日はレズビアンが100人以上は集まるというイベントが真夜中から朝まで開催される日だったそうで、「一緒に行こうよ」と誘われたが、もうそんな気力はなく、自分の中ではいっぱいいっぱい、さらにこれ以上レズビアンの振りはできなかったし、失礼な気もしてお断りした。
帰り道、自分が相当疲れ、ショックもかなり大きいことに気付いた。
慣れない場所に疲れたのか。
初めての人との会話に疲れたのか。
彼女のマシンガントークに疲れたのか。
皆、普通の女の子であったことにショックだったのか。
彼女達の行為がショックだったのか。
いろいろ考えてみたけど、分からない。きっと全て+αだろう。
私も女の子を好きになることはあるし、すごく親しくなりたいって思うことはある。
でも私の性的指向は女でなく男なので、私はレズビアンではなくヘテロ。
私は彼女達のコミュニティに入れないが、決して彼女達が特別な存在なのではなく、皆ただ人を好きになっているだけ。社会の少数派ではあるが、彼女達のコミュニティを大切に守っていってほしいと思う。
この先、彼女達が辛い思いをすることが少ない社会になることを願います。
今日は研修がお休みだったので、東京でDrをしている大学時代の先輩とランチして、表参道をブラブラ。
久しぶりに会って、とても楽しい時間を過ごした。
今日の夕方からゲイのイベントがあるそうで、一緒に研修を受けている人達は行ってみよっかなって言っていたけど、私は昨日のことも消化しきれてないので今日は心身を休める日とさせてもらった。
明日、皆はどんな感想を持ったか聞いてみよう。
(2/24の話)
4日目、今日はいろいろあってとっても疲れた。
ホテルに帰ってきたのは真夜中。
①在日外国人におけるHIV診療の現状とVCTの取り組み
講師は澤田貴志先生(医師であり、SHAREの副理事?だったかな・・・)
社会的マイノリティ、社会的に脆弱である存在で、HIV感染リスクが上昇する。それは彼らが不健全な生活を送っているからではない。彼らは得られる情報や教育が限られた存在であり、そんな状況を作り出しているのは私達マジョリティ。
タイやブラジルでは誰でもエイズ治療が無料で受けられる。その政策でHIV感染率が劇的に低下した。日本なんかよりずっと進んだエイズ対策プログラムを持っている。じゃあ、なぜ他の国はそんな成功例を模倣しないのか・・・疑問だった。アフリカで適応できないのか。
その答え、、
・内服コントロールができない
・副作用の治療ができない
・薬を誰が調達し、陽性者のもとへ運ぶのか
医療体制、内服を継続できるバックアップ体制がない、ということ。1回薬を内服できたとしても、全く意味がない。この病気は一生薬を飲まなければならず、途中でやめたら、薬剤耐性ができ、ますますエイズ発症を早めることになりかねない。
エイズ対策においてVCTセンターの果たす役割は大きい。私はVCTセンターの目的を間違えていた。VCTは予防のためだけでなく、本人の利益に立脚するべきだということに気付けていなかった。少しでいいから、ガーナに行く前にカウンセリングのトレーニングを受けたいと切実に思った。
②貧困とセックスワーク
現役セックスワーカー(風俗嬢)の金井愛子さんが講師。
セックスワーク・・・とてもとても偏見があった。私は絶対やりたくないし、風俗に行く男性に対して軽蔑の目で見てしまう自分もいた。
どんなゴージャス嬢が出てくるのかと思っていたら、とってもとってもフツーの人。見た目はちょっと地味かなって思うくらい、普通の人。とても第一印象じゃ、この人がセックスワーカーだとは思えない。
いろいろ現役セックスワーカーとしての視点から語ってくれた。
金井さんは家が貧しいわけでもなく、すごくお金が欲しいというわけでもなく、ただ何となく興味があったから風俗業界に足を踏み入れたそう。他の仕事もしていたことがあるが、結局は一番この仕事が良いと戻ってきた。金井さんにとってセックスワークはあくまで仕事。私が病院勤務していたのと同じようにサービス業という仕事をしている。
1つ、質問してみた。
「私は彼氏が風俗に行くっていたら嫌ですけど、もし金井さんの彼氏が風俗に行くって言っても抵抗ないですか?」
答えはあっさり。
「ないね~。まぁ、わざわざお金払って風俗でやるなら、私とやれば無料よ!とは思うけど」
そんなもんなのか。。価値観の違いのちょっとショックを受けたりもしたが、まぁ人それぞれの生き方ではあると思うし、金井さんの生き方を否定する気は無い。
ただ、私はやっぱりセックスワーカーにはなりたくないし、なれない。
③セクシャリティとエイズ
講師は砂川秀樹先生(某女子大講師であり、オープンリーゲイである)
「セクシュアリティ」 大学でちょっとは勉強していたが、こんなに奥深いテーマだとは思ってなかった。
セクシュアリティは個人の問題ではなく、社会的な問題だということ。「性は個人のものやん?」って思うけど、私達の生活のあらゆるところにセクシュアリティは登場し、法的にも管理される。社会的な問題だといわざるを得ない。
解剖学的性、性自認、性的指向。それぞれに男、女、その中間?がある。そもそも、この社会は性を文化的に2つに分けることになっているので、男と女の2つの性で考えたとしても、8通りの性のあり方が考えられる。
解剖学的には女、性自認も女、性的指向も女なら「レズビアン」、解剖学的には女、性自認は男、性的指向は女という場合、一見レズビアンのようだが、自分は男という意識で女が好きなので、実は「ヘテロ」になる。また解剖学的に女、性自認は男、性的指向も男なら、体は女だが、「ゲイ」という分類になる。
頭がこんがらがりそうだけど、よくよく考えれば当たり前のこと。納得。
もっと勉強したくなった。
本当にこの研修は濃い。深い。
今のところ、エイズ対策を選んでよかったと思えている。
ここ数日、毎日何人かのゲイの方にお会いするし、その方たちは皆普通の人だし、どんな世界なのか、特別視するような世界ではないように思えてきて、思い切って今夜、新宿2丁目に行ってみることにした。
新宿2丁目・・・歌舞伎町の近くにある街だが、そこはゲイとレズビアンの街。
自分の中の偏見を試してみたいという気持ちも強かった。
思った以上に疲れた。カルチャーショックというのだろうか・・・何ショックと言えるものか分からないが、とにかくショックが大きかった。何がそんなに私を疲れさせたのか、何に対して自分の価値観との相違を最も感じたのか、自分自身が混乱していて、まだよく分かってない。もう少し自分の中で見つめ直してから、書いてみようと思う。
あ、あと今日は2丁目に行く前に東京近郊にいる隊員候補生の飲み会があったので、ちょこっと顔を出してきた。まぁ、皆勢いがすごくて圧倒された・・・ってのが正直な感想。
とにかく今日という日は、心身ともに疲れた。
テーマは「HIVの感染のリスクと自己マネジメント」
今日は“ぷれいす東京”というHIV/AIDSと共に生きる人々を支援するNPO主催の研修。
①性に対する自己の態度や意識への気づき
グループになり、HIVに感染すると思われる性行為について書き出した。羞恥心などは取っ払って、普段なら口に出せないような内容を列挙していくというもの。私は職業柄というか、仕事でけっこう「SEX]「膣」「ペニス」「コンドーム」などという言葉は使うことが多いので、あまり抵抗がなかったが、行為そのものの名詞を出すことにはちょっと抵抗あった。反面、一体これらの行為を書き出して、自分の何が分かるのだろうとちょっと興味深々な部分もあった。書き出した後は、それらを感染リスクの高い順に並べる。そして、①今晩ものすごく魅力的でこの人となら結婚してもいい!って思える人と出会った際に、その日許せる行為はどこ?②1年付き合った後、許せる行為はどこ?の2つを選択。ほとんどの人は①の場合、感染リスクの低い行為(キスなど)に留まり、②になると、膣への挿入(コンドームなし)などを選択する。実際、私も同じような回答だった。
でも、、実際1年経っていたら、果たしてコンドームなしのsexをしてHIVが予防できるのか。相手がsexをする前にHIVテストを受けて陰性だということが判明していれば、大丈夫だろうが、1年付き合ったところでHIVの感染の有無がわかっていなければ、その日出会ってsexするのと何ら感染の危険率は変わらない。(もちろん気持ちの面では信頼の構築等あるけれど・・・)
「愛はウイルスには勝てない」ということ。
たとえ自分と彼氏が今HIVに感染するリスクのある行為を行っていなくても、じゃあ自分の元彼は?元彼の元彼女は?さらに元彼の元彼女の元彼は?ってなると、もしどこかでHIV陽性の人がいたら、皆感染する危険性はある。
HIV検査受けなきゃ。
自分一人の問題じゃなくて、付き合っている人との2人の問題でもある。一緒に受けに行こ。
②手記を読むワークショップ
まず、自分達が持っているHIVに対するイメージをずらーっと書き出す。書き出してみると、ほとんどがネガティブなもの。実は、私はすべてネガティブなものだった。
その後、実際にHIV陽性の方が書かれた手記を何個か朗読。実際に読んでみると、そんなに暗く悲観的なものはなく、ほとんどが未来に対して明るい希望を持っているものだった。私が思うに、HIV陽性者やその周囲の人々は真剣にHIVと向き合って、絶望と不安の中から立ち上がり、希望を見つけていくことができていく。ネガティブなイメージしかないのは、今までHIVと真剣に向き合ってない証拠だと感じた。ずっと前からHIVに関心はあっても、所詮私にとっては他人事だったということ。自分だってHIV陰性であるという証拠は持っていないのに・・・
③ヴァルネラブルグループとその取り組み
エイズ小史を勉強。HIV=感染症=病気=保健医療の問題と思ってきたが、実はそうでない。HIVはとても社会的な問題だった。
エイズのスティグマは3つ。
1、死ぬ恐怖
2、社会の少数派(ゲイ、血友病)
3、性(外国人⇒セックスワーカー⇒一般)
病気のイメージはそもそも病気の始まりと大きく関連している。SARSや鳥インフルエンザは誰にでも感染しうる病気だから、皆マスクをしたり鳥を食べなくなったりという感染予防行動を一斉にとった。でもエイズは社会のマイノリティの病気だから自分は関係ない、加えて性の話題がタブー視されているために人々の予防意識が高まらない。マイノリティが感染しやすい状況を作ってしまっているのは、その他マジョリティが作り上げる社会であり、マイノリティだけの問題では当然ないんだけど。
とても複雑(いや単純なのかも?)で難しいので、ここに書くのはムリ。とにかく、エイズ史はとてもこんがらがった状態になっているために、対策が難しいということが分かった。
思ったより、精神的ダメージはなかった。案外、元気。
エイズってとても深い問題。国際会議まである疾患なんて他にはない。エイズのための国連機関まであるんやから、その理由がようやく分かってきた。
(稲場先生の講義より、、)
・アフリカにいる「私」とは何者なのか
・なぜ「私」はアフリカにいるのか
・「私」が向き合っている「彼ら」とは誰なのか
・「彼ら」はどこから来て、何者としてここにいるのか
・「私」を「私」とし、「彼ら」と「彼ら」としているのは何なのか
上記を踏まえ、私の常識の中で活用できるものを活用していかなければならない。