ちょっと前になるが、ガーナ北部を旅してきた。
前に行ったのは乾季の時期で、今は雨季なので、同じ場所でもかなり違う景色が見られる。北部は南部に比べて気候も厳しいけど、でもよりアフリカらしさを感じられる気がして好き。
=Sirigu=
小さな村だけど、他の村では見られないようなペインハウスがある。赤、黒、白が基本の幾何学模様の中に、実は人や動物などが描かれている。
どんな目的でこんな絵が描かれたのか不明だけど、民族の象徴だったりするのかな~。余談だが、民族や家計の象徴として、顔やお腹にいろんなカットを入れている人はたくさんいる。赤ちゃんの頃に刃物で入れるそう(感染が心配…)で、傷も成長とともに大きくなっていく。模様はただの線だったり、×だったり、お臍を中心に太陽だったりイロイロ。帰りのトロトロが全然捕まらず、ガーナで初めてのヒッチハイクで、ボコボコ道をトラックの荷台で激しく揺られながら帰ったのも良い思い出・・・☆
=Tongo Hills=
これもまた小さな村だけど、ここはまた一際、他では見られない景観が楽しめる。岩がゴロゴロしていて、鬼出園(だっけ??)をちょっと思い出す感じ。下の写真(右)は岩で作られた、いや、岩を利用した小学校。ほんの4年前までホントに子ども達がここで勉強していたらしい。
アイスのピノのようなお家が並ぶ集落。
主食は粟。まさに自給自足。
集落の横には人々がShrineと呼ぶ祀りがあり、毎日生け贄が捧げられている。
村の奥には小山があり、そこにはガーナ中から巡礼者がやってくるという伝統宗教のShrineがある。神聖な場所なため、上半身裸じゃないと入れない。10GHC(約1000円)払えば、ブラはつけても良いと言われたが(そんな中途半端な格下げしないでよ~…って感じだけど)、まぁ女同士ならいいかということで、上半身裸で参拝。中は写真も撮らせてもらえなかったけど、岩の隙間に祭壇らしきものがあり、毎朝生け贄を捧げている。狭い空間だったので、さすがにちょっと血生臭い感じで、そこら中に骨が散乱していた…生け贄にして、で、結局は誰が食べてるの??って思ってしまうが、そこは村人には聞けず^^;
=Bolgatanga=
Upper East州の州都ボルガタンガの名産、ボルガバスケット。小さい物なら1GHC~、高いものは30GHC以上する。クオリティーの高いものは本当に素晴らしくて、なんとヨーロッパなど先進国からの発注もあるそう。日本でも人気のビームスやアローズ、有名百貨店でも売られているらしく、なんとお値段は1万以上!!!絶対ガーナで大量に買って帰らなきゃ★