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生活のことや仕事のことなど、日々の足跡を少しずつ残してます。
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2日目は「世界の動向」

①世界の感染症
講師は国立国際医療センター国際医療協力局の仲佐保先生(Dr) SHAREの理事長もやられている方。
感染症やアフリカの問題などについて、グループワークをした。
私のグループは、
1、アフリカにおける貧困とはどういうことか。
2、貧困なアフリカの人がHIVに感染したらどうするか。

「貧困」 
言葉は簡単だけど、考えれば考えるほど、意味の大きい言葉。
WHOが唱える貧困の定義は「1日1$以下で生活している人」
JICAにおける定義は「人間が人間としての基礎的生活を送るための潜在能力を発揮する機会が剥奪されており、併せて社会や開発プロセスから除外されている状態」
1つ言えるのは、私(日本人)が考える貧困とアフリカの人が考える貧困は違う、ということ。何を、どの生活水準を基準にするかで変わってくる。自分の定義が相手に当てはまるとは限らない。
うーん、深い・・・

②世界のエイズ流行とコミュニティ
講師は日本アフリカ協議会の稲場雅紀先生。
「属性」と「当事者性」について考えた。「当事者性」って聞きなれない言葉だが、「人間が持っている各種の属性の中で、ゆずれない部分」らしい。
私の属性は、日本国籍、黄色人種、女性、性自認も女性、三重出身、四大卒、助産師、目が悪い・・・などいろいろある。私の当事者性って何だろう?私の中でゆずれない部分・・・私が命をかけてもこのコミュニティを守りたい、発展させたいというものは何か。
ハッキリ言って、今はあまり思い浮かばない。。これがすぐ思い浮かぶ人って、人生に大きな目標を持てるんやろうなぁって思う。
先生の講義を聞いて、一言で説明はできないけど、エイズ対策が当事者を巻き込んだ包括的なものでないとダメということがよく分かった。で、具体的にどうしたら良いかということは、これから考えていかなければならない事。

③エイズ対策関連隊員の取り組み
3人の講師の話を聞いた。その中の一人がガーナで活動されていた方だったんで、いろいろとガーナ事情を聞くことができた。
その方曰く、ガーナはとっても温厚な国民性で、アフリカの多くの国で見られる男性優位な社会でもなく、男女の格差はほとんどない。外国人に対しても友好的で、派遣されて活動のしやすい国だとのこと。都市に行けばたいていの物資もそろう。私の派遣先からバスで1時間のところに「クマシ」というガーナ第2の都市があるので、けっこう恵まれた環境なのではないかとおっしゃっていた。かなり安心した~ただ水は手に入る所とそうでない所があるらしく、手に入らないとシャワー(水浴び?)は週1回とか。。。
まあ、皆そうならいっか☆

今日もなかなか濃い内容の1日だった。昨日よりは精神的にラクだったカナ。
明日はけっこう重たい内容。今まで気付けなかった自分に出会うかもしれない。

研修後、みんなで浅草に行ってきた。残念ながら、時間が遅くて浅草寺の煙をかぶることはできなかったけど、雷門を初拝見!

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自己紹介:
2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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