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81日 たくさんの隊員が協力して、Kumasiで大きなイベントが開催された。

日本文化紹介や障害者のフットボールマッチなど盛り沢山の内容で開催され、その中の1つとして、私はMobile VCTを担当した。

 

 

 

Mobile VCTとは、普段は病院のVCTに行かないと受けられないHIV検査を、カウンセラーが出張し病院外で行うもの。差別や偏見から、なかなかHIV検査に来ることができない人が多いが、こういうイベント時に一緒に実施すると、あまり人の目を気にせず、気軽に来ることができる。そして今回は無料で実施したため、118人もの人がHIV検査を受けに来てくれた。

 

 
テスト          Waiting Roomで 
    

 

 

問題点として、Mobile VCTではその後のフォロー(確認検査を受け、HIVの治療にアクセスできるよう)が困難なこと、プライバシーが保持できにくいこと、お祭り騒ぎの中、無料で実施することから、本当に来てほしいターゲット層よりも若い10代の子が仲間と連れだって興味本位で来てしまうこと等がある。今回はカウンセラーを4人招待し、プレカウンセリングを5人のグループで、テストとポストカウンセリングは1人ずつ行った。1人のカウンセラーに1部屋ずつ学校の教室を割り当て、プライバシーの保護に努めたが、ドアを閉めることはできないし限界はあった。16歳以上に限定し、ターゲットを絞ってインフォームを行ってもらったため、10代後半以上の層にも検査を受けてもらえた。

 

今回の受検者の中でHIV陽性者は1人だったが、Mobileで実施することで、よりたくさんの人にHIVの知識や自分のステータスを知ってもらう機会を提供でき、それが今後の予防につながることが期待できる。

私の郡ではまだMobile VCTを実施できる環境が整っていないが、いずれ実施できるようになれば良いなと思っている。

 

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自己紹介:
2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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