去年の話。
12月26日、孤児のNGOのスタッフと子どもたちと一緒にクリスマスパーティーと称して、うちの郡にあるダムに遠足に行ってきた。トロトロをチャーターし、ちょっと気分は引率の先生。滅多とない村から外出に子ども達は大はしゃぎデシタ^^
NGOの名前とマークが入ったTシャツ。子ども用の黄色シャツには「ORPHAN」(=孤児)と胸にデカデカと書かれている…これを「このために作ったんだ!いいでしょ!?」と見せられた時には、私的には「う…うん…」っていう感じだったけど、ガーナ人スタッフが何とも思わないなら、何も言わないでおこう。。
Ashanti州にはダムが2箇所あるらしく、そのうちの1つが私がいる地域にある。ガーナは水力発電に頼っているので、ダムの働きはとても重要。日本のダムは外側からちらっと施設を見られるくらいだけど、ここはさすがガーナ。落ちたら怪我どころじゃ済まないんじゃ…(><)というような場所まで通って、ダム施設を一通り見せてもらった。一応家庭の水道に通っている水はダムの水をろ過し、2種類の化学薬品によって消毒されているらしい。ま、それでも水道水なんて現地の人でも飲まないから、消毒と言っても、どこまで管理されているのかはよく分からないけど。ってか、何日も続く断水をどうにかしてほしー…
ダム見学の後は、広場でサッカーをし、フライドライスwithチキンとダンスのガーナ流お決まりパーティ。普段チキンなんて、なかなか口にできない子ども達。嬉しそうに頬張っていました。なんと私にもサプライズのプレゼントが用意されていた。ケンテというガーナの織物とクリスマスカード。ガーナ人にプレゼントされるなんて初めてで感動した☆
私がこのNGOと関わるようになったのは2008年の1月~なので、子ども達やNGOスタッフと一緒に過ごすクリスマスは今年が初めてであり、最後でもある。関わっているスタッフ全員がボランティアで成り立っているこのNGO。配属先の人とは違った通じ合う気持ちがあると思う。楽しい時間を過ごせた1日だった。
ボランティアのNGOスタッフ