Ghana Health Serviceの12月はHIV&AIDSキャンペーン月間。
今週から来週にかけて、11の村を巡回し、HIV&AIDSに関するトークとモバイルVCT(HIVテスト)を行っている。朝7時半に出発、1日の仕事が終わって家に着くのは夜9時を回る時も。久しぶりになかなかハードな1週間…そして、イライラと無力感に苛まれる1週間。。
日本や世界基準では当然、常識のことが、ここでは通用しない。自分たちが基準だから。自分が基準なのは私だって一緒かもしれない。朝から晩まで同じスタッフが働き、彼女たちの疲労も大きい。面倒臭くなる気持ちは分かるし、新しい習慣を取り入れるのはそう容易いことではない。それは分かる。とってもよく分かる。しかし、国連WHOレベルで指導されていることが浸透していないから、それは新しい考え方を入れるべき…と思うのだが、、そう思って、そう伝えて、逆に説教されたり、小言を言われて、それ以上何も言えず、黙って耐える。私に残された道は後でダイレクターにレポートし、彼らの荒行を黙認するかどうかを、彼女に委ねるのみ。GHSの名誉のために言っておくが、もちろんそうでないスタッフもいる。私の話に耳を傾けてくれたり、正しい方法でやろうとするスタッフもいる。でもほんの一部だから、私のストレスレベルも急上昇・・熱しやすく、冷めやすいガーナ人の性格のおかげで、今後の関係が悪くなるということはないので、それは助かっているけど。
学校はもう長期休暇なので、この村では学校の校庭で実施↑
今までに何度となく、はがゆい、腹立たしい、情けない、悔しいがミックスされた感情を味わってきたが、泣けるほどにそう思うのは今回がガーナに来て3回目。ガーナタイムのために時間がすごく遅れて、プログラムの一部ができなくなったりすると、「またか…」と呆れる気持ちと「ストレスから解放される」という安堵の気持ちが共存する。
でも泣いても笑っても、ガーナはあと半年。
あと3日、週末で気持ちをリフレッシュして頑張ろう。