ガーナは今週末12/7、大統領選挙を控えている。
現存する政党4つのうち2大政党、NPPとNDCのどちらかが勝利すると思われているが、過半数を得なければ1回目の選挙は無効、12/28の決選投票に持ち込まれる。少数派の政党がいるためにどちらの政党も1回目の選挙では過半数を獲れず、決選投票になる可能性が高いと言われている。ケニア、ジンバブエなど選挙により情勢が悪化した例もあるので、万が一に備えて、JICAも外出・移動制限や定期更新の増加などの対策をとっている。
今のところ、大きな暴動などはないが、スリや強盗など協力隊員の被害が相次いでいて、なんか治安が悪化している?ガーナ人の知り合いが銃を突き付けられ、持っている物を略奪されたり。そして我が身にも。。
首都でタクシーに乗った際、スリに対面。下車の際、ドアが開かず、ドライバーと一緒に乗っている他の乗客が一緒にドアを押して、ドアを開ける手伝いをする振りをして、カバンから財布を抜き取るという時々ある手口。タクシーに乗った瞬間から巧妙に仕組まれていたのが、今となっては実によく分かる。実際に盗む行為に移す前までに、いろんな手を使って、私に財布を出させ、財布がどこにあるのか確かめる。財布をどこにしまったのかを確認後、私の注意を上手にそらし、開かないドアを両手で押すように促し、その間に抜き取る。そして、何なりと言い訳をして、外からドアを開け、すぐに私を下車させ、そそくさと走り去る。マジで、やられたー…けっこうな金額が入っていたのにぃ。。
そして悪いことは続くものである。その30分後に乗ったクマシ行きトロトロが事故に遭う。停車時、後ろからトラックに激突され、後部の窓は全壊。衝撃によってガラスが崩れ落ちるとは、まさにこのこと。映画のようだった。幸い、私は前の方に乗っていたので、怪我1つなかったが、割れたガラスが車内に飛び散っている様を見て、この悪運続きにホントに泣きそうになった。
事故は治安とは関係ないけど、そして当分は田舎の任地に引きこもるから大丈夫と思うけど、これ以上、治安が悪くなりませんように。。