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生活のことや仕事のことなど、日々の足跡を少しずつ残してます。
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12月1日は世界エイズデー。
今年はうちの郡でAshanti州のエイズデーにちなんだイベントが行われた。お偉いさん方がHIV&AIDSに関するスピーチを延々と語っている脇で、私はナースたちと共にモバイルVCT(=移動式HIVテストみたいな感じ)をお手伝いした。


 
けっこうたくさんの人が集まりました。

私のいる郡ではART(抗HIV療法)が開始されていないので、HIVテストによって感染が判ったケースのフォロー、モニタリングが難しい現状であり、故にモバイルVCTはおろか、VCTさえも積極的に開かれているとは言えない。もうすぐARTを導入すると言われて、はや半年…一体いつになったら始まるのか。私がいる間には無理かな~。でも今日はエイズデーだし、人もたくさん集まっているし、、ということで、モバイルVCTをOPEN。

モバイルを行う時に、よく注意しなければならないのがプライバシーの保護。普段は部屋の中で行うHIVテストだが、今回のようなモバイルの場合、外=周囲の人が簡単にプライバシーを侵略できる状況下で行うことが多い。プライバシーの保護という観点は、きっと先進国だからこそ生まれてくる概念なのだろうと思う。もちろんガーナでも検査を行う時はプライバシー保護に努めるよう、指導されているはず・・・
なのだが、スクリーンこそ置くものの、同じテーブルを囲んで2人同時にテストを始めてしまったり、待ち合い室と同じ部屋でカウンセリングを始め、待っている人全員がカウンセラーとテストされる人の言動に注目!だったり…ひどい、ひどすぎる(><)状況で始まっていた。看護師の免許さえないヘルスアシスタント(もちろんカウンセラーのトレーニングも受けていない)がテストを行っているし、感染予防のための手袋なんて持ってきてもいない。
何から言っていいか分からないという現状に、何も言う気がしなくなるのをどうにか乗り切って、「アヤカがめんどくさい…」というナースたちの小言に堪え、とりあえずカウンセリングルームで待っている人を外へ出し、2人同時に進めているナースに個別にやってくれと頼むところから開始。そしてこの国じゃ諦めるのも必要・・・と自分に言い聞かせ、手袋はないんだからしょうがない!免許もないのにやっているのは、スタッフ不足だからしょうがない!!諦めろ、目をつぶれ自分!!!と言い聞かせる。



HIVテストをやっているところ

まぁ、そんなこんなで無事?終わりました。HIVのステータスを知ることは、今後の感染拡大の予防にも、その人個人にとっても、とても大切なこと。医療者のHIVテストへの理解不足や受検者のプライバシーが保護されないような状況がなくならなければ、人々のHIVテストへの理解を得るのは難しいと思う。まだまだ問題は山積み。
でも日本人の私から見たら、無茶苦茶な状況であったとしても、今日1人でも多くの人がテストを受けてくれたことは嬉しく思う。ナースたちにも、お疲れ様&頑張ってくれてありがとう。でも、、もうちょっと現状を問題視して下さい…と添えておく。。

 

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自己紹介:
2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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