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(2/28の話)

①タイを事例としてHIV陽性者グループとコミュニティでの参加型啓発

今回の研修を企画、主催してくれているSHAREのタイでの活動紹介。大学1年の時に参加したカンボジアスタディツアーでSHAREの活動を垣間見る機会があったが、タイのエイズ対策にもとても力を入れている。

1つ、疑問がフツフツ・・・
母子感染予防をするために、日本なら
①妊娠期からウイルス量を下げるため抗エイズ薬を内服し、
②分娩は帝王切開(経膣分娩によるベビーの血液暴露を防ぐ)、
③生後一定期間はベビーにも内服させる、
④完全人工栄養  などを実施する。
しかし!!途上国の場合、①③薬が手に入らない、②帝王切開をできる設備、人材がいない、④粉ミルクは高い、手に入ってもミルクに使われる水が不衛生であるため、下痢などで赤ちゃんが死んでしまうため、母乳の方がまだ安全、という。
んじゃ、一体どこで母子感染予防をするさ???
私の要請内容には“母子感染予防”という言葉がちらついているが、私は何ができるんだろう・・・HIV陰性母からもらい乳とか、母乳を煮沸とか、いろいろデメリットも大きいが、命には替えられないという方法もあるっちゃあるけど。。

②アフリカのエイズ活動の事例
JOICFPの活動紹介、講師は角井信弘先生。JOICFPはガーナ、クマシ周辺でも活動を行っている(PPAG)とのことであり、現地に行ってからも関わっていくことのできそうな団体。VCTの理想モデルATOMMの説明はなるほど納得。
6つの村の人に絵を描いてもらったという紙芝居はなかなか素晴らしいものだった。たかが紙芝居、されど紙芝居。かなり使える媒体のようだ。ちょっと紙芝居なめてた・・・

③途上国コミュニティでのプログラム立案に関する参加型ワーク
私達に言い渡された要請内容と実際に現地で待ち受けている要望には、大きな差があることが多いらしい。エイズ対策!と意気込んでいってみたら実際は、どこがエイズと関係してるんだろう・・・何しに来たんだろう・・・と凹むことがよくあるらしく、それに備えたワークショップ。
協力隊員側と現地スタッフ側に別れ、それぞれに与えられた問題を考える。私は現地スタッフ側、地域の問題は「スラムに住むHIV女性団体が作った民芸品が売れなくて、借りていた資金返済ができない」というもの。協力隊員に期待し求めたものは、販路開拓、資金援助、上層部や他団体との交渉などだった。一方、隊員側はエイズ対策、啓蒙活動をする気満々でやってきた。双方の要望にズレがあるため、初対面からつまずくという設定。隊員としては、自分達は人材、技術派遣であり、資金援助をするわけではないのに、日本人=リッチというイメージから金をたかられる。これは実際によくある話だそうだ。私は現地スタッフ側だったが、数ヶ月後のわが身を見るようで、苦笑い・・・しかもこれを英語もしくは現地語でやりとりしなきゃいけない。。あーできるんかなぁ・・・

研修もあと1日。明日は飛行機の時間などもあり、皆時間がないので、今日打ち上げ。赤裸々にいろいろ話し、楽しい時間となった。

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病院勤務
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自己紹介:
2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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