協力隊から帰ってきて、今の時期は時間がある分、何かできるチャンスなのになぁ・・・と思いつつも、時間はダラダラ、でもあっという間に過ぎて行く^^; 働きたい気持ちはあるが、テレビを見て、ご飯作って、昼寝して、出かけるのは2日に1回くらいという生活もそんなに悪くないと思える最近。。ダレるのも程々にしとかないと、復帰できなくなるかな・・・
そこで、ちょっと刺激をもらおうと思い、先週末京都駅で開催されていた「国際協力ステーション2009」という催し物を見てきた。JICAをはじめ、主に京都を本拠地に活動している国際協力NGO、NPOのパネル展示と活動報告会。
1日だけ見に行ってみたが、大学生など若い人が多かった。報告会などを聴いていると、実際現地を見てきたからこそ報告者の意見に賛同できること、それはどうなんだろう?と疑問を持つこと、いろいろあったが、やっぱりこの分野のことに興味があるのだということは分かった。
お盆に引っ越しを終えて住民票を京都に移したら、ハローワークにも行きつつ、就職活動をしようと思う。病院で働こうと考えているが、それと同時にNGOやNPOとも関わっていければ理想的。だが、なかなか仕事を持ちながら、自分が興味を持って活動に参加できそうな団体を見つけるのも難しそうだ。まずは、これからの自分の足もとを整えなさい!ということかな。
とりあえずは京都の青年海外協力隊OB会に属させてもらって、情報をキャッチできるようにはしておこうと思う。
ガーナから帰国してはや1ヶ月。
早い。
特に何もしていないのだけど早い。年をとったから?
ブログも全然更新する気になれず放置だったけど、この度、ちょっと旅をして、やっと書く気になりました^^;
まず、最近していること…
☆とりあえずいろんな人と再会
★来月京都に引っ越しするので、その準備
☆ハローワークは行ったけど、引っ越すから拒否された
★実家でだらだら無職生活
引っ越したら、9月を目処に就職したいとは考えている。時間のたっぷりある今、フットワーク軽く、できることをやっておこうと思うのだが、この1ヶ月あんまり有効に使えた気がしない。でも色んな人達に会って刺激をもらいたいと思い、7月の3連休(帰国したら、海の日が3連休になってた…!)に関東方面に旅行してきた。
高校時代の友達に始まり、国際協力を考えるきっかけをくれた大学の先輩たち、二本松訓練所やガーナで一緒に過ごした友達と、実にたくさんの人と再会できた。3日間という短い時間ではあったが、ここ10年くらいの間に私に影響を与えてくれた人達に会うことで、自分が経てきた年代を振り返り、それぞれの人がそれぞれの人生を生きていることを知り、これから自分はまた自分の行き先を見つけていかなければいけないと感じた。今はまだ、ほんの先のことが不透明で、日本の社会で生きている人はスゴイなと思うし、自分がそこにうまく入っていけるかどうか、不安や焦り、迷いも正直ある。ガーナでの2年間が終わり、今年後半はいろんな変化が待っていて、勿論それに対する期待もある。正と負の気持ちが入り混じる中、今回いろんな人と出会って、これだけ自分と関わってくれる人たちがいることの幸せを感じ、きっとこれが今後大きな支えになると思った。
そんな気持ちで、旅の終わりに鎌倉を1人で少しブラブラし、おみくじは小吉だったけど、日本も良いな~としんみり感じた。
大学の先輩達と みんな凄い人たちです。
そして、この1ヶ月、考えることを延ばし延ばしにしてきたガーナのこと。東京から名古屋への高速バスの中で、1冊の本を読んだ。
実はガーナに行く前に買ったのだが、読んでてもなかなか実態が分からず、すぐ眠くなってしまい、ほとんど読んでなかったこの本。今読んだら、とても面白かった。一気に読み、もちろん名古屋に着く前に完読。
本に書いてある1つ1つの情景が、鮮明に頭の中でイメージできる。
例えば、
「雨季のはじまり…
遠くのほうに黒雲の大きな固まりが見えたかと思うと、間もなく雨の匂いのする強い風が吹き始め、乾燥したそれまでの空気と入り交じる。そして数時間後には、埃っぽい道路や屋根の上、そして新しく切り開かれた畑の上に大粒の雨が落ちてくる。この最初の雨が通り過ぎると、空気中の埃は雨といっしょに地面に落とされ、真っ青な空と強い太陽の日差しが戻ってくる。一年で最も暑い季節の始まりである。」
風の匂い、埃っぽさ、日差しの強さ・・・それらを五感で思い出せる。
最初は全然興味の湧かなかったガーナの歴史、政治情勢。今はなるほどなぁと思う。ガーナはまだまだ激動の歴史の中を動いているという感じがする国。あの時見たものにはこういう意味があったのか、あの時の人々の反応の裏側にはこういう事実があったのか等、自分が見てきたピンポイントの場面、画像が、本の解説によってつながった。
どれだけ集中してガーナという国を見られた2年間だったかは分からない。でも、確実に様々な事を感じ、実体験として自分の心に刻むことのできた2年間だったと思う。
これが今後どのように自分の外に出てくるか、それはまだ分からないけど、まぁ、ぼちぼち行きます!
ある人が言ってくれた。
「小さなことに喜べるって良いことだね」
私は感情表現があまり豊かな人ではないと思う。
本当に心をオープンにできるのは、ごく一部の人だけで、広くは付き合えない。
お世辞を言うのも下手だし、楽しくない場面で楽しそうに振舞えるほど器用でもない。
他人から見たら、近寄りがたい雰囲気を出しているかもしれない。
場の雰囲気に応じて、うまく物が言える人がうらやましかったし、もうちょっと感情表現の豊かな人になりたいって思っていた。
だから、この言葉はとても嬉しかった。
小さなことに幸せを感じられたら、きっと人生はHappyだろうな~
ガーナはまだ12月1日です。
ワールドエイズデー
今年は残念ながら、何もできませんでしたが、来年は先輩隊員と一緒に何かやれたらな~と思います。
今年は偶然にも今日が第1土曜日だったので、午前中は陽性者のミーティングに参加。
来年もみんなで一緒にこの日を迎えられますように、
少しでも長くみんなが健康でいられますように、
と祈ります。