アフリカと言えば、「広がる荒野とバオバブの木」というイメージを抱く人も多いかと思う。
バオバブはアオイ目バンヤ科バオバブ属、サバンナ気候で生息する植物。その独特な木の形から悪魔が大木を引っこ抜いて、逆さまに突っ込んだといわれている。悪魔と聞くと、なんだかイメージは良くないけど、とてもインパクトのある、そして私はなんだか優しい感じのする木だと思っている。
ガーナは北部はサバンナ気候、南部は熱帯雨林気候なので、バオバブは北部に行かなければ見ることができない。あっつい気候は苦手だけれど、なぜか北部は大好きな私。きっとアフリカっぽい光景や歴史を想像させる遺跡たちに魅かれるんだと思う。バオバブが点々と生えているそんな風景もその1つ。
大きな幹と垂れ下がる大きな果実が特徴的。今は乾季なので落葉中。雨季には白い大きな花が咲きます。
実の中は、白いスカスカの砂糖菓子のような食感の果実が入っている。少し酸っぱいがなかなかおいしくて、現地の子ども達はこれをおやつとして食べている。
アフリカの大地と共に何千年もの間、この地で独自の文化と伝統を育んできたアフリカの人々。2年間でそれらを理解することは難しく、時には負の感情を伴うこともあるけど、バオバブの木を見ていると、ただ単純にそれらに少しでも触れられたことを素直に嬉しいと思えてくる。
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