先週、エイズ対策隊員とJICA専門家、調整員とのTVカンファレンスに参加した。インターネットで、日本、インドネシア、ケニア、タンザニア、マラウイ、ニジェール、エチオピア、ガーナの8カ国のJICA事務所をつなぎ、テレビ画面を見て会議をするというもの。こんなことがアフリカでできるなんて驚きだが、途上国とは言え、首都はどこの国も案外栄えているもので、私もガーナに来てから国内の貧富格差がとても大きいのが途上国という認識に変わりつつある。まぁ、もちろんガーナの首都だって、東京や大阪と比べちゃいけないけど。
隊員や専門家からのプレゼンテーション後、各自が活動の中で抱いている疑問や困難を質問できる時間が設けられた。同じアフリカとは言え、エイズ対策1つをとって見ても、国によって状況はとても違う。その国におけるHIVの深刻さだったり、援助機関の大きさだったり、国民性だったりと影響因子は多々あるが、ガーナの隊員から出た質問には大きく「うん!うん!」とうなづけても、他の国の隊員の話には「へぇ~」と感心こそするものの共感できることは少なかったりした。でもガーナ、ガーナ!ガーナ!!の毎日で、ややガーナ擦れしている私には新鮮であり、赴任前の補完研修でお世話になった先生方とお話することで、初心を思い出したカンファレンスだった。
ちょっとでもこの気持ちが長続きしますよ~に~
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