うちの郡の助産師さんを対象にした新生児蘇生ケアのワークショップが開催された。私も一応、うちの郡で働く助産師なので出席。
内容は新生児出生時の蘇生ケア。けっこう高度な内容で、プロトコル化された一連のケアを勉強した後、正常、異常の判断の仕方、アンビューバッグの使い方を中心に学んだ。(今はアンビューバッグとは言わないらしい。Self-Inflapping Bagと言うのだそう。日本でもそうなったのかしら…?)
ワークショップ前後に同じテストを行い、どれだけ知識が深まったかを確認した。英語のハンディは別としても、NICUで働いていた経験のある私でもちょっと難しいなぁと思う内容だった。それにしても講義中は珍回答続出で面白かった^^;いや、本当は嘆かなければいけないところだろうが、ヘルスセンターの管理職についている助産師でさえ、新生児の正常な呼吸回数を100回/分と答えたり、呼吸状態が良くない場合の刺激の仕方の1つとして、ベビーを冷たい水につけると答えたり…。でもほとんどの人がワークショップ後には、難しいテストの点数が上がっていたので、学びは大きかったと思う。
うちの郡の病院、ヘルスセンターではアンビューバッグどころか、酸素さえまともに使えていないのだが、このワークショップ後、アンビューを各施設に置くとのこと。本当か^^;?酸素がなくてもバッグがあれば、今までより少し高度な蘇生ケアが期待できるカナ~と思うが、それなら吸引機とサクションチューブも欲しいところ…。ま、でも高望はせず、先日、新生児用聴診器の寄付もしたので、それと合わせて今までほとんど行われていなかった新生児ケアを見直してほしいなと思う。
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