孤児のNGO(Nothing Pass God Fundation)に関わり出して3か月。
私の任期はあと1年1ヶ月。せっかく関わっているのだから、私にできることを検討するために、20人いる孤児たちを一人一人家庭訪問し、子ども達の社会背景や生活状況を調査してみることにした。
「人から聞くより自分で動いて、この目で見るのが1番」ということで、今週と来週に分けて、家庭訪問を行い、子ども達やその家族が直面している問題は何なのか、彼らのニーズが何なのか、NGOのやろうとしていることはそれに沿ったものなのか、じゃあ私は何ができるのか・・・
前にも書いたように、牧師さんの目標は孤児院の設立。でも果たして、孤児院設立が本当に必要とされているのか、そこが定かじゃなかったから、そこもクリアにしておきたかった。開発学に詳しい大学の時の先輩にも相談して、第三者の立場からいろいろアドバイスをしてもらい、収集しておきたい情報を自分なりにまとめ、子どもたちとその家族、牧師さん、NGOの青年ボランティアたちを対象にアンケートを作った。
今週、さっそく3軒、7人の子ども達を訪問してきた。牧師さんと一緒に訪問しているので、建前社会のガーナでどこまで本音を言ってもらえるか分からないし、まだ半分以上残っているので、すべて終わってみないと分からないが、牧師さんの目標が子ども達と家族の希望とかけ離れたものではないようだ、という印象は受けた。
来週、また続きを行う。牧師さんとボランティアに渡したアンケートも返してもらう予定なので、今よりもうちょっと情報が揃う予定。
先週末は子ども達とフットボール大会をしました。
両親がいなくて、寂しい思いをしている子ども達ですが、みんな逞しいです。
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Comment
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いろんなことしてますねぇ!
孤児達の今いる家庭(?)というのも、いろんな事情をかかえながら、将来の不安もあり、孤児院を希望されたりするのかな?ガーナでは孤児になる一番の理由は、親の病死ですか?日本で今、問題になっている虐待からの保護なんていう問題はないのかな?いろんな事情に合わせて、できる範囲の一番いいボランティアをしてきてください。