3月6日は、ガーナの独立記念日でした。
51年前、ガーナはイギリスから独立を果たした。
植民地化されていたアフリカの諸国の中で、最も早い独立だった。ガーナの独立後、次々に他のアフリカ諸国も独立を果たしたが、紛争や深刻な飢餓、疾病に苦しんでいる国は少なくない。独立以降、特に大きな争いごともなく、民主的な国家が建設されたことを、ガーナの人々は誇りに思っている。ガーナの人々の愛国心の強さには頭が下がる。ガーナの国のために、何かしたいと考える献身的な人も多い。
私はもちろん日本は好きだけど、日本人として、日本に対して何ができるだろうなんて、ほとんど考えたことがない。ガーナ人が特別なのか、それとも私が日本国民としておかしいのか・・きっと日本人以外からしたら後者。それでも、「あなたのNationalityは?」と聞かれたら、「JAPAN」と答える。
国家レベルで何かするって難しいこと。でも、ガーナの人々を見ていると、その国の国民として、国を愛することって国を創り上げていく原動力になっているよなぁと感じる。ガーナは、これから発展していく国だなぁと思う。
独立記念日には、ガーナ全国でマーチングが行われる。
村や町単位でも、広場に学生が集まり、鼓笛に合わせマーチング↑
この行進が学校により少し振り付けが違ったり、ガーナ独特な歩き方だったりで見ていて楽しい。
今年は大統領選挙も行われる重要な年。
ガーナが国際社会において、どのような位置に置かれているのか?外交は?そして、そのことがガーナの人々の暮らしにどういう影響を与えているのか?等、一応、国際協力というフィールドの端っこで活動している人間として、もうちょっとそういう視点でもガーナを見つめて考えてみようと、学生たちのマーチングを見ていて思いました。