※パレスはナナが住んでいるわけではなく、会議などを行うところらしい。ナナは何人もおり、その中でも階級があるらしいが、昼間もヒマそうに何人かのナナが庭に座っている。そして会う度に立ち止まって、挨拶+αの会話をしなきゃいけないので、ちょっとめんどくさい。急いでても、やっぱり位の高い人やから、無視はできないんよね。。
パレスというと、、
どんな豪邸なんだ!?と思うかもしれないけど、実際はごくごく普通。
パレスの中になぜかアパートがあると考えた方が良い。うーん、でもちょっとはやっぱりキレイかな。トイレも水洗やしね。4軒、同じようなコンパウンドが並んでおり、その中の一つが私の家。
パレス↓
3か月前に来ている先輩隊員と同居という形で、部屋が2つ(1つは先輩の部屋、もう一つが私の部屋)、キッチン、トイレ、バスがある。それぞれにドアがあり、各部屋を行き来するには、一度外に出なければならない。一見めんどくさそうやけど、まぁ慣れてしまえば、なんてことはない。
キッチン↓ トイレ↓ 打たせ水のバスルーム↓
がんばって、土足禁の部屋にしました!小さいけど、冷蔵庫も買った。
今のところ、虫の大量発生は見ていないけど、油断大敵!
1日1回は殺虫剤をまいている。マラリア予防のため、毎晩蚊取り線香をたき、蚊帳を張って就寝。
水道はあるけど、時々使えて、よく使えない。ので、使えないときは、井戸から水を汲んでくる。幸い、井戸は家の近くにあるので、運ぶのはラク・・・なハズなんやけど、水って重いのねー。。腰が痛いよ。
井戸↓ パレスの中にある。
こんな感じで生活してます。
26日、MeetingのためKumasiへ。
ガーナにはJICAからAIDSの専門家がGhana AIDS Comissionに派遣されており、HAPE Projectという4年計画のProjectが進行中。JOCVはそのプロジェクトの元、構成されているので、ガーナのエイズ対策はかなり組織化されている。今日はJICA専門家とエイズ対策のフィールドコーディネーター、Ashanti州のエイズ対策隊員、隊員の配属先のローカルスタッフが集まった。
郡役所のスタッフと先輩隊員と↓
私はまだ何の活動もしてないわけで、よく分からないことも多かったが、郡のHIV/AIDSに関する活動を少しのぞけたので、参加できてよかったとは思う。
しかし、Twi語も難しいが、英語もダメやぁ。。日常生活ならまだしも、専門的な話になると、ほとんど聞き取れない。やばいなぁ、まあ先輩隊員もよく分かってない人はいたし、こんなもんなのかもしれないけど、これから活動していく上で、言葉の壁が大きくはだかっていることを再確認した1日だった。
27日、オフィスへ初出勤。
とはいえ、Homestay中、毎日語学を勉強しに通ったので、スタッフは見慣れた顔ばかりデス。
my office
Ghana Health Service in Atwima Nwabiagya Distorict
↓↓
資料を見ながら、Atwma Nwabiagya郡について情報収集。よく聞き取れないガーナ英語で説明を受けるよりも自分でSelf Studyした方がよく理解できるということで、午前中はそれに徹した。
午後はNkawie HospitalとAbuakwa(この郡で最も大きい町) Health CentreのVCT(HIV検査を受ける場所)を見に行った。場所はあるのに、うまく機能していない、記録がきちんとできていない等、どちらも問題点はあるが、それはまぁ徐々に活動の中で方法を提案し、スタッフと話し合って改善していくとして、とりあえず今日はこの郡の主要town2つのHealth Spotのスタッフに顔を覚えてもらうということだけでも、収穫ということにしとこう。 村を一緒に回りたいというのも伝えたし、まずは見ることから。
百聞は一見にしかず!
ということで、しばらくはじっくり地域を見てみようと思います。
25日、朝6時にドミトリーを出発し、夕方5時ごろ任地Nkawieに到着。
まずAccraのBus Stationで、バス出発まで2時間待たされる。そして、約5時間半後、Kumasiに到着。13時半ごろ着くよと事前連絡を入れていたにも関わらず、お迎えが来なくて、KumasiのBus Stationで2時間待ちぼうけ。。
ガーナには「ガーナ時間」というものが存在する。
ガーナ時間というのは、とってもルーズ。時間通りに事が進まなくても、それは普通。何をするにしても、スローなガーナ時間。少しずつ待つことにも慣れてきた気もするが、これからもイライラすることはしょっちゅうだろうなぁ。しかし、彼らに悪気は全くないから、会うと結局文句の一つも言わずに許してしまう。こりゃ、がーナ時間に早く馴染むに限るねぇ。
そのあと、いくつか生活物品を購入し、いざNkawieへ。がんばって、部屋を掃除し、なんとか住めそうな家となった。虫が繁殖しませんよーに!!!!!
ということで、いよいよ明日からみんなが赴任をし始める。
私は、7月25日 水曜日
Nkawieへ赴任
事前にホームステイをしたから、どんな所かは分かっているけど、あそこでこれから2年の生活がスタートするという実感はやっぱりまだ無い。一体いつになったら、旅行気分(いや、もう今は旅行気分というわけではないけど、2年という期間が果てしなく長く感じられて想像できない)から変われるんだか・・でも、27日からは職場にも行く予定。働かないとね!
任地では3か月前に一足先に赴任しているエイズ対策の先輩隊員と一緒に住む予定。安心なような、でも共同生活に少し不安もあるような…でも、とても気さくな人なので、良かったと思う。
まぁ、でも私はラッキーと思う。もう人が暮らしている所に転がり込むので、キッチンやトイレなどはキレイにされているやろうし、あとは自分の部屋を整えれば良いだけのハズ。
まずは害虫駆除からね。。。ホームステイ中に部屋を見せてもらったが、きっとあそこには何百もの虫たちが暮らしているに違いない…!これほど、バルサンが欲しいっ!思ったことは、人生史上今だかつてないと思う。
なんとかキレイにして、『土足禁』の部屋を作り上げたい私。自分の部屋くらいはくつろげる場所にしたいもんねぇー
最後にドミトリーでみんなと↓ 背の順 もちろんsmallest↓
なんか一人だけめちゃ茶髪。傷みまくって、どこまで色が落ちるかしら~~
髪の毛切りたし!誰かすいてー
ガーナドレス??
か、どうかはよくわからないけど、、
ガーナでは布地を買い、それを仕立て屋さんに頼んで、服を作ってもらうというのが一般的。もちろん既製品も売っているけど、物によっては仕立ててもらった方がお買い得だったりする。デザインもポスターを見ながら、首元はこんな感じで、袖はこんな感じで…という風にアレンジでき、採寸もしてもらえるので、完全オーダーメイド。
ということで、さっそく作ってみた☆
まずは手始めに、ワンピースを作成。
二の腕がムチムチですな・・汗
まぁ、それはともかく、、
布地+縫製=約700円 也
とてもたくさんの種類の布地が売っており、それらを選ぶ楽しみもある。時々、縫製が荒かったりということもあるけど、それは運。
今度はどんな服を作ろっかな~~♪
17日、ガーナの副大統領を表敬訪問した。その前に日本大使館を訪問し、大使と一緒に官邸(?)へ。
副大統領ってどんな人やっけ…??
大統領はクフォーさん。
副大統領は…えーっと。。えーっと。。
…結局、訪問が終わった今も知りません。
すみません。
いや、言い訳すると、この日は朝から体調が悪くて、風邪をひいたっぽく、朝から頭痛でしんどかった。現地語でスピーチをしなきゃいけなかったので、皆緊張してたけど、私はそれよりも早く横になりたい一心で、まったく緊張せず。
でもやっぱり国家の副大統領に会うということは、とっても貴重な体験なんやろうなぁ。テレビと新聞の取材が来ていて、夜全国放送で流れるらしい。見れないんやけどね。