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生活のことや仕事のことなど、日々の足跡を少しずつ残してます。
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10/1~4までTamaleという北部の町へ行ってきた。

 

首都Accraから車に揺られること14時間・・・


さすがサハラ砂漠に近づいただけあって、さらに蒸し暑かった。。
でもTamaleはKumasiのようにゴミゴミしてなくて、それでいて何でも揃っていて買い物なんかも楽しめちゃうステキな町。

 

2日、単車安全講習会というのがあって、ガーナでようやくバイクに乗った。

とはいえ、ガーナに来るために直前に二輪免許を取ったため、日本では公道で乗ったことなんてないし、もちろんガソリンも入れたことない。整備なんて、まるっきり分からない。
1からお勉強。。

 

ガーナは日本とは逆で、車は右側通行。信号は機能していないことが多い。っていうか、うちの任地ではそんなもの存在しない。そしてオフロードもたくさんある。土砂や草で滑ったり、動物が出てきたり。

練習しないとね・・

 

ここで乗るのは、HONDAの110ccのオフ車。

女性隊員はクラッチのない半分オートマのようなバイク。クラッチがないから突然エンストっていう事態は避けられるけど、突然ボンっと飛び出しちゃうっていう事態はあり得る。でも割と乗りやすかった。最後には一応テストもあって、多分合格。

   


車の運転は大好きな私。(Will Vi が懐かし・・泣)

きっとバイクの運転も好きになれるハズ!

きっとガーナの自然をたっぷり満喫できるドライブは楽しいハズ!

 

~余談~

連日の長距離移動と夜更かしが祟ったのか、3日の夜から発熱と下痢で苦しむはめに・・・

熱は39.0度まで上がり、ついにマラリアか(><)!?…とビビったけど、翌日病院受診しマラリアは否定。しかし下痢は3日続き、お腹に何か虫を飼ってしまっているかもなぁ・・

結局Tamale滞在を1日伸ばし、同期のTamale隊員の献身的な看病のおかげで、今は熱も下痢もおさまり、すっかり元気になって、無時任地Nkawieに帰って来ました☆

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ガーナに来て3カ月が過ぎ、自分のまわりに黒人さんばっかりという環境には慣れてきたような気がする。

 
でも周りは慣れない。

 

同じNkawieの町の人でさえ、まだ私を見慣れない。というか、初めて会う人だって、まだまだ沢山いる。そして仕事ではさらにいろんな所に行くので、外国人として存在する自分を自覚しない日はない。「私って浮いている」と常に感じる。

 

そして、このことがさらに厄介になってくるのが、私がHIV&AIDSに関わる仕事をしているということ。

 

ガーナでは、HIV&AIDSに対するスティグマが根強く存在している。自分がHIV陽性者だとカミングアウトしている人はほとんどいないと思う。

 

先日、JICAのHIV&AIDSプロジェクト中間評価のため、ある村へ行ってきた。目的はプロジェクトの啓蒙活動がどれくらいの影響を与えているかを調査するため。ターゲット年齢にある青少年をランダムに選択し、インタビューを行うというもの。質問の内容はSexual Health、HIVをはじめとするSTI、妊娠、Condom Useなどについて。その中には「あなたの周りにHIV陽性者、もしくはAIDSで亡くなった人はいますか?」という際どい質問もあった。私はインタビュアーでも何でもなくて、ただのObserveとして同行した。

 

その村には、私が知っている範囲で、HIV陽性者が2人いる。HIV陽性者のmeetingやHome visitingに行っているので、彼らはHIVに関わっている仕事をしている私を知っている。私は当日彼らには出会わなかったと思っていたが、彼らのうち1人が私を見たらしい。そして、JICAのシールの貼られたキレイなワゴン車でやってきた総勢10数名の私たち(私ともう一人以外はガーナ人だけど)が何をしているかを、きっと人づてに聞いたのだろう。私たちが私を筆頭に、HIV陽性者がどこにいるかを調査していると思ったらしい。ただでさえ、滅多に外国人なんて来ない村。皮膚の色の違う私の存在はとても目立つ。そして、自分がHIV陽性者だということが周りに知られることを恐れた彼らは、私たちが帰るまで、ずっと隠れていたという。

 

この話を調査の2日後、彼らをよく知る助産師から聞かされた。

きっと、いや絶対彼らを傷つけてしまった。そして彼らの信用を失っただろう。いろんな人の協力もあって、誤解は解けると思う。しかし、自分がHIV陽性者と接するということについて、改めて考えさせられる事件。予防啓蒙活動もしているので、私がHIV&AIDSについて活動していることを知る人も、今以上にだんだん増えていくだろう。

 

陽性者をサポートしていきたいと思うけど、彼らと接触することで、逆に彼らの生活を脅かすことにもつながりかねない自分という存在。

外国人であるが故に、とにかく目立ってしまう自分という存在。

木曜日、BABY SHOWという一大イベントが行われた。

 

うちの郡は5つの地域に分けられる。

各地域から母子を10組ずつ選び、彼らに妊娠・分娩や母乳育児などのクイズを出し、勝敗を競う。もちろん、各地域選りすぐりの母子を連れてくるから、彼らの存在はその他大勢の母子の模範例となる。それがこのSHOWの目的。

 


第1位の景品はテレビ。そりゃ、みんな熱くなるだろうね。熱気はムンムン。

このSHOWへのGHSの力の入れようも相当なもんで、たくさんの景品が用意されていた。

でも、このSHOW本来の目的が景品によってかき消されてしまったような印象を持ったのは私だけだろうか・・

 

貧困が根本にある国。物に対する執着はすごい。

SHOWを見ながら、「物をあげる」ということについて、ぼーっと考えたりしていた。

 

*****************************
 

最近、「犬も歩けば棒に当たる」という諺を痛感している。(もしかしたら諺の意味を履き違えているかも、、)先週、今週とトラブル続きで、ちょっとげんなり…。スムーズに行きっこないことくらい、分かっている。頭では分かっている。でもやっぱり棒に当たるのは、気持ちのいいものではない。

 

今週末は首都Accraに上がらないといけない。移動は好きではないけど、ちょっと肩が重くなってきている自分には、いい気分転換になるかもしれないな。

特に今力を入れているのはPMTCTの促進。

私が日本でやっていた仕事を生かしやすいから…という理由もあるが、うちの郡ではPMTCTがとても遅れている。

 

PMTCTPrevention Mother to Child Transmission

PMTCTはWHOをはじめ、政府も推進している対策で、検査したい人が検査を受けにくるVCTとは少し性質が異なる。もちろん検査はカウンセリングの後、本人の承諾を得て行われるが、医療者は母子感染予防のために、妊婦がHIV検査を受けることを推進していかなければならない。

 

郡病院では、妊婦健診の前にGroup Counsellingと言って、助産師が妊婦に栄養の話や母乳育児の話をする時間がある。私もその時間を少しもらい、HIV&AIDSの話をしている。一応Twi語で。私がつたないTwi語で話すことによって、あとで助産師が補足の説明をしてくれるから、彼女たちがHIVについて話すきっかけにもなれば…そしてゆくゆくは彼女たちだけでやってもらえれば…と思っている。

偏見や差別がまだまだ強いガーナでは、私の話を聞いて、実際に検査に来てくれる妊婦はほんの一握り。それでも伝わる人には伝わる。

 


Twi語の発音が悪いので、絵を描いて、HIVとAIDSの違い、感染経路クイズ、3つの感染経路、特に母子感染を取り上げて話し、分娩前にHIVテストに行くことを勧めている。

    

 

しかし、なかなか思うように行かないのが、ガーナ。
せっかく妊婦が検査を受けてくれる気になっているのに、肝心のカウンセラーが不在だったり、HIV検査キットが不足したり…。

郡病院にVCTがあるので、検査はそこで行われるけど、一番遠くのHealth Centreから来るには往復約4時間、2GHCかかる。2GHC=日本円にすれば、たかが約200円。しかし、私でさえ2GHCもあれば、3日は暮らせる。彼女たちにとって、いかに高額か…。たくさんの時間もお金も使って、来てくれた妊婦を裏切ってしまうようなことも起こってしまう。妊婦の不満は助産師へ、助産師の不満は私へ。。はぁー。。
妊婦に対しては、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

 

スタッフが足りない!という問題が、今一番の問題。しかし、それは私にはどうしようもできないこと。誰も責められない。
どうしたら、うまく回るんだろ。。

ガーナの季節は、雨季と乾季の2つ。

雨季は5月ころから始まり、乾季は11月ころから始まる。なので、今はまだ雨季なわけだけど、雨季には大雨季と小雨季があり、大雨季は8月で終わり。人によっては、小雨季を乾季が始まったという人もいる。

 

私がいるAshanti州は熱帯雨林気候で、比較的雨の多い地域。北部の隊員には申し訳ないくらい、ここは過ごしやすい場所だと聞く。実際住んでると、日本はもう秋、いいなぁ…って思うんやけど。

 

ちょっと高い所から、周りの風景を撮ってみた。熱帯雨林って、想像とはちょっと違った。ガーナはあまり山がなくて、平地が多い気がする。

  

 

しかし、最近は異常気象なのか、西アフリカ全体的に豪雨で大変らしい。ニュースが入ってこないので、詳細はきっと日本にいる人たちの方が入ってくるんだろうけど、ガーナも北部の方には日本からも援助物資が入るとか。確かに最近はすごい降り方をする時がある。でも、私のところは洪水なんてものには縁遠く、むしろ雨が降ると涼しくて嬉しいくらい。

 

 

朝晩はまだ比較的涼しいけど、日中は外にいると、汗が出続ける。でもトイレがなかなかないので、水もちょっと制限しがち。脱水にならないようにしなきゃな~。さすが赤道直下、日差しが痛いくらいに強い。もともと地黒の私でさえ、日焼けするとヒリヒリするんだから相当。アネッサと帽子、カーディガンは必須アイテム。しかし努力も虚しく、日に日に焦げていく。隣の黒人さんと比べて、まだ大丈夫やんね…なんて、言い聞かせている自分がいたりする。。

夕方になると、さすがに太陽も柔らかになってくるので、夕焼けがキレイだなぁ~なんて悠長なことも言ってられるようになるんやけど。

  

 

まだ見ぬ乾季…一体、どんだけ暑い??

私は、「エイズ対策:HIV&AIDS Controller」という職種で派遣されている。

 

なんで妊婦健診や乳幼児健診、家庭訪問に行っているかというと、そこにいる人々にHIV&AIDSとは何か、どんな感染経路があるのか、自分のステータスを知ってほしいということ、VCT(Voluntary Counselling and Testing)という検査を受ける場所があること等を伝えるため。10月からは学校にも行って、ナースたちがHealth Educationをする際に一緒にHIV&AIDSの話を生徒たちにする予定。

 

郡病院のVCT ↓

    

VCT room、一見キレイそうに見えて、けっこう汚い。整頓しても、整頓しても、また次行くと、散らかしてくれている。。

HIVの検査はただ検査をすることが目的なのではなく、検査の前後に行われるカウンセリングが重要になる。たとえ陰性であっても、必ず検査の前後のカウンセリングは実施する。それが今後の予防行動につながってほしいという意味を込めて。

 

郡病院には3人のカウンセラーがいる。彼女たちは全員助産師なので、そちらの仕事もしながら、カウンセラーの仕事もしなければならない。忙しいために、どうしてもVCTは後回しになってしまっている。しかし、その現状をどうにかするために、私が派遣された訳であって、どうにかしていかなければいけない。ということで、まずはカウンセリングの内容を見直し、項目を決定した↓
   

しかし、チュイ語が理解できないので、ホントに彼女たちがその通りにやってくれているかどうかは謎…

 

 

HIVテストはRapid Testを使っている。日本では取り扱っていない所も多いが、ガーナではこれが一般的。簡単なテストで、指に針をちょっと刺し血液を2滴たらし、15分ほど待てば結果が出る。これで陽性という結果が出た場合、偽陽性という可能性もあるので、確認検査が必要になるが、陰性の場合は確実に陰性。

 

Rapid Test          Confirmation Test

        

一応、職場の方からはHIV&AIDS以外にも、マラリアや結核なども含めてPublic Health 全般を含んだ活動をするようにと言われている。ただ、まだそんなにガーナの疾病を理解できてないので、HIV&AIDS以外の活動は同僚に同行してお勉強。

 

先日、25歳の誕生日でした。

 

誕生日の日越しはドラえもんと共に。

前日の夜、、何か見たいけど2時間半の映画はちょっとキツイな…

そうだ、ドラえもんなら1時間半♪

「のび太の南海大冒険」


 
 
すんごい久しぶりのドラえもんは、なかなかおもしろかったデス。ガーナでドラえもん、なかなかいいでしょ?

 


ガーナで迎えた誕生日は、思いがけずたくさんの人から祝ってもらって嬉しかった。

まず、朝起きたら同居の先輩隊員がケーキを作ってくれていて、とっても感激!!朝、5時に起きて、私に見つからないように作ってくれたらしい…☆ホイップクリームとバナナがトッピングされたミロのパンケーキ。ガーナでケーキが食べれるというだけでもとてもすごいことなのに、おいしくてまた感動!

 

 

夕方はHost Familyからフフとコーラのお祝い。そして、先日クマシで知り合ったインド人も、週末パーティーに招いてくれた。他のガーナ隊員、そして、もちろん彼氏や日本の友達、家族からもオメデトウを頂きました。

 

ガーナにいても、なおやっぱり自分の周りにはたくさんの人がいるんだなぁということを感じられた1日。

みなさん、ありがとうございます。

 

25歳にもなって、こんな所で何やってんだろ?と思ってしまうこともある。でも来なかったら、きっと後悔しただろうし、これで良かったんだと思いたい。きっとこれが私らしい25歳なんだろうと思いたい。回り道をしてるかもしれないけど、通るべき道なのかもしれない。

 

25歳、ガーナときちんと向き合える1年にしたいナ。



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2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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