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生活のことや仕事のことなど、日々の足跡を少しずつ残してます。
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今月26~28日にうちのHIV陽性者NGOの収入向上を目的にした石鹸作りワークショップを開く。メインは27日で、その日には村落分科会のメンバーや身体障害者のNGOメンバーも集まって合同で作り方を学ぶ。作るのは「アラタソープ」と言われるガーナのローカル石鹸。日本でもよく手作り石鹸とか聞くけど、大抵出来あがるまでに数週間はかかる。でも、このアラタソープは2日で出来てしまう。普通の固形石鹸のように硬くなく、使い始めるとすごく柔らかくなって、あんまりモチは良くないが、でも泡立ちは良いし、余計な化学薬品を使ってない分、肌にも良いと思う。そして値段も10(テニスボール大)~40円(バレーボール大)くらいと、チープなのがとても魅力的☆
26日は石鹸の素となるソーダを作り、一晩熟成させておき、28日は27日に終わることができなかった作業をやる予定。

今は妊婦健診の合間、その準備に追われている。今週は金、土を利用して、実際に石鹸を作っているところにお邪魔して、最終的に物品が不足していないか、手順に問題はないか等をチェックしてきた。
初めて見る石鹸作り。ソーダをそんな素手で触って良いのか!?と思いながらも、ココナッツオイルとソーダを混ぜた石鹸の素ががぶくぶくと膨れていく様子に私のワクワク度も上昇。熱し始めてから約30分で出来上がる。

   

その後、さらにふわふわに膨れ上がり、
 

少し熱がとれたら形作り。
アラタソープは柔らかい感じを残したまま丸めるのがコツで、これが意外に難しい。全て人の手によるものだから、形を揃えるのも大変で、「アヤの作ったものは小さい!」「これは大きすぎる!」「固い!」などと言われながら、アチアチで火傷するかと思ったけど、楽しくお手伝いさせてもらいました。

 

 

完成品
 


来週はいよいよ材料を買いに行く予定。1日で全て揃うといいけど…

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私は村落分科会という主にコミュニティーベースで活動する隊員が属する分科会に入っているのだ が、1月末に分科会の活動として私の任地であるNkawieで、HIV陽性者と身体障害者を対象にした 石鹸づくりのワークショップを行うことが計画している。
社会的弱者となりやすいHIV陽性者と身 体障害者の収入向上のために、石鹸作りのノウハウを学ぼうというものである。HIV陽性者は私の 配属先が組織しているNGOメンバー、身体障害者はセントラル州にいる18年度3次隊の隊員の配属先 NGOメンバーであり、あと残りの任期で少しでも彼らの収入向上活動が起動にのれば・・・と思う 。。隊員が教えるわけではなく、すでに石鹸作りを仕事としているガーナ人講師を招き、隊員も一 緒に学ぼうという企画。
ガーナのローカル石鹸の作り方を学ぶと共に、普段認識を持って接するこ との少ないHIV陽性者や身体障害者との活動を通して、自身のバルネラブルグループに属する人々 に対する意識をみつめる機会にもなり得ると思っている。

その前に、もう少しHIV&AIDSに関する勉強をする必要があると思い、参加する予定の隊員を対象 に特にAIDSに対する差別偏見に焦点を当てたワークショップを行った。私がガーナに来る前に受け た研修の中から、比較的分かりやすい、そして私でもファシリができそうな4つのワークを少しア レンジして実施。

   
 
ファシリテーターというのは、やっぱりなかなか難しい。
日本人対象なのでもちろん日本語で行っ たわけだが、知識を学ぶワークショップとは違い、特に差別や偏見についてはいろんな気持ちや考 え方を持った人がおり、ファシリテーターとしてそれらを否定せず、受け止めること、その上で伝 えたい事を伝える、考える機会を提供するというのはなかなか簡単ではない。参加してくれた人に 自分の中に潜む、普段は考えることの少なく気が付きにくい気持ちと向き合ってもらえただろうか 。ワークの中で言ってもらった感想や意見などに、適切に対応できたかどうかは分からないけど、 できるだけ丁寧に対応するよう努力はしたつもり。
いずれにしても、私にとっては良い経験となっ た。私の英語力では微妙なニュアンスが伝えられなかったりするので、ガーナ人相手には難しいか もしれないけど、機会があったら、またこういうのもやってみたい。

昨年12月からいろいろあった大統領選挙は決選投票の結果、野党であるNDCが勝利。私の任地のあるAshanti州はクフォー前大統領の出身地のため与党NPP支持者が8割を超えるため、選挙結果にみんなガックリ肩を落としていたが、特に何か暴動が起こることもなく、無事7日に大統領就任式執り行われ、ミル大統領へと政権交代した。

日本にとって大切な貿易相手国であり、また野口英世が黄熱病の研究をしながらその命を落とした土地でもあるガーナと友好関係を築くのは重要
2001年にも当時総理だった小泉さんが来ガーナしていることもあり、今回新大統領就任のお祝
いにもまた小泉衆議院議員が来訪。8日、日本大使館にて、小泉元総理とクフォー元総理にお会いする時間がとられた。

「野口英世アフリカ賞」という賞を作ったのが小泉さんというのは知らなかったが、それについて
の演説を聞き、その後歓談、写真撮影など2時間くらい。その日は偶然にも小泉さんの誕生日だったので、みんなでハッピーバースデーを歌ったり^^;テレビを通じてしか見たことのない小泉さんのイメージと本物はけっこう違ったが、ちょっとミーハー的な協力隊員にも愛想よく対応してくれ、優しい雰囲気の方だった。

 

クフォー元大統領はさすが大統領を8年務めただけあって、その貫禄はしっかりあった。でもスピ
ーチの中で、日本に対する援助を求める内容があって、国家の頭である大統領だった人もボランティア相手のスピーチでそういうことを言うんだなぁ…(まぁ、私たちにというよりはその場にいる小泉さんや大使館の人にも言ってたと思うけど)っていうことに少し残念な気がした。

短い時間だったけど、普通ならなかなか見ることさえできない方々とお会いできたのは、貴重な体験でした。

2日、大学時代にとってもお世話になった先輩と4年ぶり?もっとぶり?に再開した。しかもガーナで。JICAガーナ事務所にいる1人のスタッフがその先輩と仲良しで、私もガーナのJICAオフィスに来た時はちょくちょくお話をする人なので、世間は狭いなぁ~~ということで、首都アクラで再会☆

 

懐かしいけど、あんまり久しぶりな気がしなくて、自分の生き方に大きく影響を与えた大学時代に経験したことや大切な出会いは、なかなか色あせたりしないもんだなぁと楽しい時間を過ごした^^

去年の年越しは同期で旅行していたけど、今年は選挙で移動制限もあったし、任地で大人しくお正月を迎えた。でもやっぱりお正月、日本人としては何かけじめをつけるために?行事的なことがしたい!ということで、同居の隊員と一緒に、年越しの瞬間にかき揚げ、天ぷら蕎麦を食べ、元旦には小豆を煮て、白玉クリーム小豆なるものを作り、夜にはちらし手巻き寿司でお正月をお祝いした。

   

 

蕎麦は日本で買ってきた物だけど、異国の地でこんなに日本人らしいものを食べられたお正月は、いつもよりももっとお正月気分を感じた年越し~元旦でした。ま、暑い気候は変えられないけど。
日本食バンザイ!!

去年の話。
12月26日、孤児のNGOのスタッフと子どもたちと一緒にクリスマスパーティーと称して、うちの郡にあるダムに遠足に行ってきた。トロトロをチャーターし、ちょっと気分は引率の先生。滅多とない村から外出に子ども達は大はしゃぎデシタ^^


  

NGOの名前とマークが入ったTシャツ。子ども用の黄色シャツには「ORPHAN」(=孤児)と胸にデカデカと書かれている…これを「このために作ったんだ!いいでしょ!?」と見せられた時には、私的には「う…うん…」っていう感じだったけど、ガーナ人スタッフが何とも思わないなら、何も言わないでおこう。。

   

Ashanti州にはダムが2箇所あるらしく、そのうちの1つが私がいる地域にある。ガーナは水力発電に頼っているので、ダムの働きはとても重要。日本のダムは外側からちらっと施設を見られるくらいだけど、ここはさすがガーナ。落ちたら怪我どころじゃ済まないんじゃ…(><)というような場所まで通って、ダム施設を一通り見せてもらった。一応家庭の水道に通っている水はダムの水をろ過し、2種類の化学薬品によって消毒されているらしい。ま、それでも水道水なんて現地の人でも飲まないから、消毒と言っても、どこまで管理されているのかはよく分からないけど。ってか、何日も続く断水をどうにかしてほしー…

   
 
ダム見学の後は、広場でサッカーをし、フライドライスwithチキンとダンスのガーナ流お決まりパーティ。普段チキンなんて、なかなか口にできない子ども達。嬉しそうに頬張っていました。なんと私にもサプライズのプレゼントが用意されていた。ケンテというガーナの織物とクリスマスカード。ガーナ人にプレゼントされるなんて初めてで感動した☆

 



私がこのNGOと関わるようになったのは2008年の1月~なので、子ども達やNGOスタッフと一緒に過ごすクリスマスは今年が初めてであり、最後でもある。関わっているスタッフ全員がボランティアで成り立っているこのNGO。配属先の人とは違った通じ合う気持ちがあると思う。楽しい時間を過ごせた1日だった。

 
ボランティアのNGOスタッフ

 

あけましておめでとうございます^^

2007年*ガーナに来た年
2008年*ガーナにどっぷりな年。もうけっこう充分満喫…
2009年*ガーナから帰る年!!!

てな訳で、今年の前半はガーナで、後半は日本でよろしくお願いします。
 
帰った後の進路についても、そろそろ真剣に考えないといけない。ガーナに来てからも母子保健に関わって仕事をしているけど、やっぱりこの分野に興味があるし、お産を見る度に助産師という仕事っていいなと思える。国際協力をいざ現地でやってみて、遠い日本からただぼんやりと眺めているのとは違い、この社会の裏表も垣間見て、「協力」という一言では表せれない事実なんかも見えたりした。仕事をするのと旅行をするのとでは大きく違うということをよーく実感して、今回の協力隊では限界を感じる部分も多々あったけど、でもやっぱり発展途上国っていうのは何だか好きで、国際協力というものの端っこでも良いからつながってたいかなというのが、今の気持ち。
 
自分の技術をもって、もう一度このフィールドで貢献できたらベストだと今は思えるので、とりあえずは自分の助産師としてのスキルアップに努めるつもり。帰ったら日本の病院で助産師として働き、きっと結婚、出産なんかで数年は日本にいると思う。自分の仕事に少し自信が持てるようになったら、余裕が出てきたら、もう一度「国際協力」「開発」…テーマはまだ全然考えられてないけど、院などに行って勉強し直してもいいかな。そして将来的にはNGO等で働くのが良いのかな… と自分の将来設計を考えてみたりしている。

結婚、育児、仕事の両立はそう容易くないだろうし、まだまだ考え途中、これからどんなことが起こるかも分からないから、フレキシブルに色々考えていきたいとは思っている。あとガーナでの活動も5か月、自分なりの今後の進む道が見えてきた気はしている。


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2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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