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生活のことや仕事のことなど、日々の足跡を少しずつ残してます。
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2008年度上半期の報告会が行われた。病院や各コミュニティーからのプレゼンテーションがあり、周産期死亡率や各疾病の罹患率などが報告された。

 
 

<入院理由TOP5>

1.貧血

2.マラリア

3.皮膚潰瘍

4.下痢

5.肺炎

 

<死亡原因TOP5>

1.髄膜炎

2.高血圧

3.敗血症

4.貧血

5.肺炎

 

日本だったら常に上位にランク付けされる癌や脳梗塞、心臓病などは出てこない。もちろんガーナでも生活習慣病と呼ばれる病気は存在していると思う。実際、ガーナ人は本当に太った人が多く、糖尿病も増加していると聞く。が、死因は上記のようなものが例年報告されている。生活習慣病で亡くなった症例に関しては、原因不明や寿命とでもされているのだろうか。若しくは、それ以上に感染症などが深刻ということか。どっちもかな・・

 

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先日、同僚が亡くなった。

彼女は私が巡回しているヘルスセンターの助産師で、私がガーナに来て以来ずっと親しくしてくれ、とてもお世話になった人。まだ34歳という若さで、小さな子どもが2人いる。死因はMatarnal Deathと診断されただけで、詳細は分かっていない。妊娠3か月だったそうで、妊娠がなんらかの死亡要因を引き起こしたと思われている。嘔吐を繰り返し、自身が勤務するヘルスセンターで対症療法を試みるも効果なく、州都の病院まで運ばれてから2時間ほどで亡くなったそう。

 
 

本当に妊娠が原因だとしたら、、

妊娠3か月・・・ひどい妊娠悪阻?こんな早い時期から妊娠性高血圧症候群の悪化?それとも子宮外妊娠??何の医療器具もないヘルスセンターで、どこまで原因が追究できていたかはわからない。日本だったら、ショック状態に陥る前に、早急に診断が下され治療が開始される。もちろん日本の医療でさえ、間に合わないケースだってあるだろうけど、医療者であり、産科のプロフェッショナルであった彼女でさえ、妊娠による異常を回避できなかった。

 
 


数か月前、協力隊員自身によるバイク事故があり、頚椎骨折という重傷を負った。意識不明の状態で首都の大病院に緊急搬送され、様々な検査の後に下された診断は「原因不明」。その後もっと医療設備の整った国へ搬送され、頚椎骨折が判明、治療が開始された。幸いにも命はとりとめ、大きな後遺症なく、現在は無事日本に帰国している。

 

医療事情を通じて、自分がどのような国にいるのかということを改めて考えさせられる。バイク事故の件にしろ、今回の助産師の死にしても、ここが途上国であることを痛感せずにはいられない。

 

彼女がいたヘルスセンターは私が巡回している施設の中でも、特に私が働きやすい場所で、彼女と一緒に働くのは楽しかった。どうもありがとう。彼女のご冥福をお祈りします。

 

3か月ほど前、私が住む村Nkawieのチーフ(首長)が亡くなった。その1か月後、One month cerebrationと称して、1回目のお葬式が行われた。そして、先週末埋葬のための儀式なる2度目のお葬式が開かれた。私はチーフパレスの一各のコンパウンドに住んでいて、お葬式はチーフパレスで行われた。3日間、夜通し、大音量の音楽と太鼓、時々爆竹。不眠になったのは言うまでもない。

   


しかし、すごい盛大なお葬式だった。

Nkawieはクフォー現大統領の出身地でもあるので、なんと大統領までお出まし、Nkawie中、周りの村々からも人々が一目チーフの亡骸を見ようと参列した。3か月もの間、どうやって遺体を保存していたのか気になるところではあるが、3日目の朝、無事埋葬されたよう。

  

今度、次のチーフが選考された際に、3度目のお葬式があるらしい。
何回お葬式あるんだろう・・・

 

8月の終わり、学校に派遣されている教師隊員が中心となって、各校からバケーション中の生徒を数人連れて集まり、合宿のようなものを開催する「ホリデースクール」があった。生徒は中学生から専門学校生で、教える教科は理数科で、数学、化学、生物、物理が中心。でも普段学校じゃ受けられないような実験や内容の面白い授業になっている。

 

私は学校隊員ではないけど、ホリデースクールの特別授業として、HIV&AIDSについてやってみないかと声をかけてもらったので、他の隊員も誘い、一緒に90分の特別授業を行った。

 

=テーマ=

HIV&AIDS-Not somebodys business but ours-
Let us be the one to take action against HIV&AIDS

      

普段1人で学校を回っている時にはできないようなゲームやワークショップを盛り込み、計画から皆であーでもない、こーでもないといろいろ練り上げ、結果的にはなかなか良い授業が構成できたと思っている。生徒の反応もなかなか良く、達成感の得られたプログラムだった。

 

協力隊、なかなか個性が強いメンバー揃いであることはもう訓練所の時点で分かっていることだった。そして、ただでさえ人をまとめるというのは骨の折れる仕事。ルールを守れない人、自己主張が激しい人、自分が基準で動いてしまう人、責任を人に押し付けてしまう人…それぞれ悪気がないのは分かるし、きっと自分的には良かれと思ってやっているんだと思う。しかし、全員が同じ気持ちになって、1つのことをしようという時、人と足並みをそろえる努力も必要。日本の社会にいれば、会社等ではある程度の規制の下で働くわけであり、上司や同僚の目を気にして、自分の立場もわきまえた行動がとれるんだろうけど、協力隊は自分がやりたければやればいいし、やりたくなければやらなくていい。やらなくたって、それを評価する人も自分以外にいないし、自分の立場が危うくなるわけでもない。「自由」と「自己中心」は紙一重だということを、つくづく思い知った。自分も含め、やっぱりどんな時でも、人と何かをやる時は、自分の立ち位置、人の立ち位置をよく考えて、人への配慮が大切。

/2126、村落分科会の活動のつとして、Upper West州で保健プログラムを行った。雨季に流行しやすいマラリアと下痢感染症に焦点を当て、劇や紙芝居をブルキナファソとの国境まですぐそこの「タンチャラ」という小さな村で行い、Upper West州の州都「ワ」ではそれらに加え、公開ラジオ収録&放送を行った。

 

   

「タンチャラ」に向かう道中↑

乾季には緑の全然ない土地だが、雨季には緑と水が広がり、幻想的な風景が見られる。

 

「タンチャラ」でのプログラム

  

 

私はラジオ班で、下痢疾患をフォーカスし、Ghana Health Serviceのスタッフをゲストスピーカーとして招いたプログラムの構成に関わった。ラジオ班としては、メンバー同士で何度も内容を詰め、なかなか完成したものができたと思っている。ただ、公開収録ということで、やっぱり当日本番予期せぬハプニングは起こり、結局一部後で収録し直しという事態にはなってしまったのが残念。実際DJを務めゲストと対談をしたのは、英語の上手な先輩隊員だけど、でも合間に日本の曲や自分の好きな曲を交えてみたり、ミキサーやマイクなどラジオの機材をいろいろ使えて、初めてのことばかりで楽しかった☆

 

「ワ」でのプログラム&公開ラジオ収録
   

 

 

全体を通して、イベント自体はとても盛り上がり、ツアーとしてはきっと成功。しかし村落分科会のメンバー16人中、保健医療の分野で働いている隊員は私を含め2人のみという状況で、ヘルスのことをやるというのはかなり無謀にも近かったかなと振り返ってみて、思っている。もうちょっと事前に勉強会をするなどして全体のヘルスに関する知識を高めるなどしておけば良かったかもしれないが、ガーナ各地に散らばる隊員を何度も首都に集めてミーティングを開くこと自体かなり困難。直前リハの段階でも完成できていないグループが多く、全体的に準備不足なのは目に見えていた。結局、保健分野の私ともう一人の隊員からしたら内容はちょっと薄いというか、現地の人はすでに知っていると思われる内容にとどまった。まぁ、でも知っていることでも出来ていないこともあるし、外国人が大勢やってきて、当たり前のことを言うのも意識の向上にはつながったのかな。

ガーナのマーケットは日本とだいぶ違う。

もちろん首都には何個か日本のスーパーのような屋内の店舗もある。でも任地など田舎の方ではそんな建物はなく、青空市場が広げられる。マーケットって、その国らしさがとても出ると思う。途上国に行ったことがある人なら想像しやすいと思うけど、人でごった返し、いろんな食材・珍材でなんとも言えない臭いが流れ、とにかく活気にあふれている。

 

ではでは、売られている物をちらっと紹介~

 

★トマト

日本でもお馴染みのトマトは、1年を通して売られている。2、3個で10円くらい。ガーナ料理のシチューには欠かせない食材。私はスープに入れたり、パスタソースを作って食べてます^^

 

★プランテーン

食用の大きなバナナ。バナナと言ってもフルーツみたいに甘くなく、食感もイモ!っていう感じ。写真のように大きな房で売っている。フフやアンピシというガーナ料理の材料。他にも揚げたり、焼いたりしてスナックのように食べる。焼いたのがお気に入り♪

 

★ココヤム

サトイモみたいなイモ。ガーナにはいろんなイモがあって、ココヤム以外にも、ヤムイモ、キャッサバ、ジャガイモ、サツマイモがある。でもジャガイモとサツマイモはめったにお目にかかれない。ってか、任地では見たことない。フフやアンピシの材料になる。イモはガーナ人の貴重な主食デス。でもみんな食べ過ぎるから、なかなか素敵な体格になってゆきます…(><)

 

★パームナッツ
 

椰子にはココ椰子(ココナッツが実る)とパーム椰子(パームナッツ)の2種類がある。パーム椰子から取れる油も、ガーナ料理には欠かせない食材。でも、これまたみんな食べ過ぎるから、なかなか素敵な体格になってゆきます…(><)

 

★お肉

チキン、ビーフ、ラム、ゴーツ(山羊)、グラスカッター(食用ねずみ)などがよく売られている。ボークは北部の一部の地域で売っているらしいけど、任地周辺では見たことがない。ボークが一番好きなのになぁ・・(><)青空の下、肉がそのままでで~~んと置かれているので、ハエはたかり放題!ハエ=不潔なイメージが強い日本人的発想の私はなかなか手を出せなかったけど、ガーナに来て1年以上経った今、チキンは好んで買うようになりました。美味しい♪火を通せば、大丈夫でしょ!?写真はビーフ。なぜ赤いか…ガーナ人曰く、新鮮に見せるために赤い液体に漬けているんだとか。。いらんよね・・・

 

★かたつむり

こっちのかたつむりはデカイ!!日本みたいなかわいらしいやつ(?)はいなくて、貝殻が巻貝のようになっている。そしてこれらはもちろん食用。ガーナに来て、いろいろ食べたことのない物を食したけど、これだけは食べられない物TOP3に入る食材・・・。でもガーナ人は大好きで、食べるためにお家で飼育繁殖させている人もいる(><)おいしいのかなぁ・・・

ガーナ隊員機関誌『とろとろ』

トロトロ編集委員、通称「とろ編」になってから早半年。

8月中旬の発行を目指し、8月になって、ようやく焦って記事を書きだし、それでも何とか間に合い、ドミに缶詰(><)編集作業を行うこと3日。ようやく、ここに堂々完成!!

 
  

私は列車とクラフト関係の記事を担当し、前にも書いたけど、取材もなかなか楽しかった。編集作業は細かくて、A型なわけでも、PCが得意なわけでもない私なのでなかなか大変だったが、出来上がった物が目に見えるとやっぱ達成感&感動は大大大!まぁ、これぞ自己満足♪

でもせっかくなので、娯楽に飢えている隊員さんのガーナ生活が少しでも楽しくなれば良いな~と思います。

     


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2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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