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生活のことや仕事のことなど、日々の足跡を少しずつ残してます。
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なんでガーナ人っていっつもこうなんだろう(><)!!!!!と、最近しょっちゅう思ってしまう。同じ人間であるということは、よーく分かってるつもりですが・・・

普通にガーナで生活する分には良い。挨拶して、適当に会話して、たまにご飯一緒に食べて・・・ってやってるだけなら、ノープロブレム。うまくやっていける。しかし、仕事になると別。Co-workerとして、相互理解を得るのはなかなか難しい気がしている。

日本人的思想からなかなか抜け出せない私の順能力の低さも問われるが、最近は正直、正面から向かい合うことに疲れている。しかし日本人を辞められる訳でもなく、かと言って、同僚のガーナ人から逃げ出せる訳でもなく、あと1年どうしようかな・・。

 

子ども達の純粋さはステキだけど。

 

他のアフリカ国に行っている隊員からも同じような悩みを聞く。

アフリカ人に共通する価値観や態度があるとすれば、気候や環境、文化から生み出されたもの?でもアフリカ大陸は広い、気候もそれぞれ。だとしたら、それはもう遺伝子レベル、ゲノムの世界?。日本人の血が流れる私のそれも同じく。

 

となると、もはやこれは諦めるしかないよねぇ。

諦めて、Otherwiseを探せるのかな~

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先週末は隊員支援経費のことや孤児のNGOのこと、村落分科会や委員会などのミーティングのため、首都に上京した。3日の滞在で内容が盛り沢山だったので、かなり疲れたけど、誰かが日本から送ってくれた2007年紅白歌合戦(なんで紅組は中居君が司会だったの??)の鑑賞もしたし、リフレッシュにはなったカナ。
しかし、ここから3か月ほどでやらなければいけないことが、どどどーんと目の前に山積みの状態となり、ちょっと軽く目まいがします・・でも、優先順位を付けて1つずつやっていかないとね(><)

 

 

さて、今回はちょっと委員会の話。

 

ガーナJOCV自治会にはいくつかの委員会がある。

私もそろそろガーナに来て1年なので、委員会の仕事を引き受けたりもしている。

 

私が希望したのは“トロトロ編集委員会”

トロトロというのは、ガーナで庶民が移動によく利用する相乗り小型バンのことだけど、ここでは隊員機関誌のことを指す。ずっと先代から続いている1年に2回ほど発行されるマガジンで、私もここからガーナの情報などを仕入れたり、他隊員の投稿した記事を楽しんだりしている。委員が中心となって、取材や原稿依頼、製本作業を行うことになっている。

 

前回発行された機関誌

 

次の発行は8月ということで、今回1回目ののミーティングを実施。

もちろん病院でしか働いたことなんてないので、こんな雑誌の編集業務は初めて。やったことのない分野で全くの無知だけど、一緒にやる委員の中にマスコミ関係で働いていたという心強い編集長もおり、きっと大変だろうけど、ちょっと楽しみでもある。

取材していく内容については、また追々☆

 

私のご近所さんは3軒のお家。お父さん、お母さん、おばあちゃん、20歳くらいの女の子2人、中学生の女の子、小学校の女の子、その他男の人が数人住んでいる。何人住んでいるのかは未だ定かでない・・一緒に住んでるけど、実際は本当に兄弟じゃなかったり、家族背景は複雑でよく分らないことも多いのだが、毎日挨拶を交わし、時におしゃべりをし、お菓子をねだられたり、井戸汲みやゴミ捨てを手伝ってもらったり…。まぁ、適度な距離感を持って付き合えていると思う。

アリス(左)とナナアマ(右)  マメセワ
    

 

今週、夕方仕事を終えて帰宅すると、隣の家族が家の前で大量の靴下を広げていた。普通の綿の白いソックスからハイソックス、お父さんが履くようなスーツ用のソックス、こんなのガーナで売れるの!?っていうような毛糸のモコモコの靴下。お母さんがマーケットで売るために仕入れて来たらしい。もちろん全部セカンドハンド(輸入中古品)だけど。子ども達は、それらの中から1足ずつ好きなのを選ぶのを許されたようで、お気に入りの1足を探し、さっそくビーチサンダルに靴下を履いていた(^^;(ちなみに次の日も同じスタイルでした。よっぽと気に入ったんだろうねぇ~笑)

 

私が帰ってくると、真ん中の中学生の女の子が、「ちょっと待ってて!」と、大量の靴下の袋をごそごそ・・・「さっきあったのにないな~」とか言いながら、探すことしばし。

 

持ってきてくれたのは、毛糸の手袋。

 

 

「バイクに乗る時にはめてね~」とプレゼントしてくれた。なんで靴下の中に手袋があったのか、よく分らないけど(他にも蛍光オレンジのビキニのトップだけ混じってたり・・・よく分からん(^^;)、私がバイクに乗る時に手袋をはめているのをちゃんと見てて、「これをアヤカに!」と思ってくれた家族の気持ちにちょっとじ~ん・・・

 

私も日本のお菓子をあげたり、クリスマスにはギフトをあげたりしたけど、それらは見返りなんてちっとも期待せずのプレゼントだったし、今回の手袋はサプライズでとても嬉しかった。

 

孤児のNGO(Nothing Pass God Fundation)に関わり出して3か月。

私の任期はあと1年1ヶ月。せっかく関わっているのだから、私にできることを検討するために、20人いる孤児たちを一人一人家庭訪問し、子ども達の社会背景や生活状況を調査してみることにした。

「人から聞くより自分で動いて、この目で見るのが1番」ということで、今週と来週に分けて、家庭訪問を行い、子ども達やその家族が直面している問題は何なのか、彼らのニーズが何なのか、NGOのやろうとしていることはそれに沿ったものなのか、じゃあ私は何ができるのか・・・

前にも書いたように、牧師さんの目標は孤児院の設立。でも果たして、孤児院設立が本当に必要とされているのか、そこが定かじゃなかったから、そこもクリアにしておきたかった。開発学に詳しい大学の時の先輩にも相談して、第三者の立場からいろいろアドバイスをしてもらい、収集しておきたい情報を自分なりにまとめ、子どもたちとその家族、牧師さん、NGOの青年ボランティアたちを対象にアンケートを作った。

 

今週、さっそく3軒、7人の子ども達を訪問してきた。牧師さんと一緒に訪問しているので、建前社会のガーナでどこまで本音を言ってもらえるか分からないし、まだ半分以上残っているので、すべて終わってみないと分からないが、牧師さんの目標が子ども達と家族の希望とかけ離れたものではないようだ、という印象は受けた。

    

来週、また続きを行う。牧師さんとボランティアに渡したアンケートも返してもらう予定なので、今よりもうちょっと情報が揃う予定。


 

先週末は子ども達とフットボール大会をしました。



両親がいなくて、寂しい思いをしている子ども達ですが、みんな逞しいです。

 

熱帯気候のガーナではいろんなトロピカルフルーツが食べられる。

マンゴーもその1つで、最近はよくマーケットに出回っている。



 

ガーナには2種類のマンゴーがある。


キウイほどの大きさのものと、

  

アップルマンゴーと呼ばれる大きいサイズのもの(多分日本で売られているのはこっちの大きい方)。

 

 

小さいものは任地Nkawieでも実っているし、マーケットで買えるけど、大きいものは都市に行かないと手に入らない。ジューシーでおいしく、たっぷり果肉を楽しめるのは断然アップルマンゴーで、小粒な方は繊維だらけで食べるというよりは果汁を吸う感じ。

 

さて、マンゴー…

 

日本にいた時、「嫌いな果物は?」と聞かれれば、即

「マンゴー!」

と答えるほど、マンゴーは好きじゃなかった。

あの、なんともケミカルな甘さが苦手で、すっかりマンゴーブームの日本で、周りが「マンゴープリンだ♪」「マンゴーアイスだ」言ってる時も、「プッチンプリンの方が100倍おいしいのに・・>_<」って思ってた。

 

ガーナに来ても、やっぱり周りの日本人はマンゴー大好きな人ばっかり。時々口にする機会もあり、やっぱ本場のマンゴーは違うのか、時々はおいしいと思う優秀クンに出会うこともアリ。少しずつ食べれるようになり、最近はほとんど抵抗なく食べれるようになってきた。中にはこれはハズレだぁ・・と思うのもあるけど、それは他のフルーツでも同じだし。

 

マンゴー克服カナ?

今週はお産に関わることの多い1週間だった。

そして異常妊娠、分娩の多い1週間だった。

 

今までガーナであまり異常例を見ることは少なかったが、やはりお産は病気じゃないとはいえ、病院にいれば異常例に遭遇する。

病院とはいえ、ほとんど設備の整っていないガーナ。

明らかに早産、2000g以下の未熟児なのに、体重計が壊れているために測定されず、正期産児のように扱われる赤ちゃん、
自宅出産後、多量出血で運びこまれる産婦、
もうちょっと待てば良いのに、無理やり胎盤を用手剥離したために遺残してしまう、
重度の貧血で管理入院し退院後、一度も分娩まで通院せず、分娩時にはまた重度の貧血を患っている、
自宅で胎児のみ流産し、ちぎれた臍帯をぶらさげたまま多量出血で搬送されてくる

・・・いろいろある。

 

帝王切開や特別な異常例はDrが関与するが、それ以外は基本助産師が対応する。清潔不潔の区別なんてなく、目を覆いたくなるような場面もあるし、患者さんに対する態度など、日本で医療に携わっていた私としては「どーなの・・・?」って思うこともたくさんある。でもそれ以上に、こっちの助産師はすごいなって思うこともある。



最近、続けてお産を見て、やっぱり自分はお産が好きなんだなぁと思う。真似できないことも多いけど、まだまだあと1年、彼女たちから学ぶことは多そうだ。

 

3月にこのブログでも書いたワークショップ。

上司と何度と話し合った結果、実現したいしその必要性も感じる。

 

しかし、私の配属先Atwima Nwabiagya郡GHSの今期の予算は約3万円。

ガーナ、いくら物価が安いとは言え、日本で言えば県の保健所に当たる機関の予算が3万円って…。予防接種をするために車でしか行けないようなコミュニティーにも赴かなくてはならないし、医療機関を管理しているので、消耗品は購入していかなければ病院は成り立たない。ガソリンは日本と同じくらいの値段であり、3万円じゃガソリン代にもなりませんよ!?仕方なしに、Directorがポケットマネーから支払うこともある・・・という状況なのです。

切実に、GHS has no moneyということで、JICAに支援を要請することになった。

 

GHS Office

 

JICAにはボランティアの活動支援の一環として、「現地業務費」というものがある。

原則として、協力隊の活動は現地の配属先が負担することになっているが、発展途上国においては、うちのGHSのように適当な予算が配分されていない等、経費を負担できないケースがある。そのような場合に、隊員の申請により、JICAが必要性と妥当性を検証した上で支給される。

独立行政法人とはいえ、JICAは国の機関と同レベル。そう簡単にはお金は降りない。でも頑張ってみることにした。

 

今週は企画書を書き直し、予算見積書を作成した。来週、事務所に提出する予定。

しかし、ここで問題なのが、予算の内訳。

ガーナでワークショップをすると何に一番お金がかかるか?

それは、
①参加手当 
②交通費 
③リフレッシュメント(昼食とおやつ)

日本でワークショップと言えば、参加者がお金を払ってまで参加し学びを得るもの。

ガーナは逆。主催者側が参加者に参加手当と交通費を払って来てもらい、さらには昼食とおやつまで用意しなければならない。接待ですか??って感じだけど、こうしなければ誰も参加しない。いくら勉強できるとは言っても、ワークショップに参加するためには町まで行かなければならず、交通費がかかる、町へ出たらご飯も買って食べなければならない、そんなお金使うくらいなら行かなくていいよ・・っていうのが途上国の現状。

貴重な経費のほとんどは参加者の懐と胃袋に収まってしまう。

 

さてはて、JICAがそんなものに支援経費を支給できるのか。。

原則できない。と思う。

 

でもここで何十年と続くガーナの体制から立て直そうなんていうのは全く不可能な話で、お金が降りないなら、ワークショップは開催できませんね・・・というお話になる。経費のほとんどは後に残らないものではあるけれど、参加者がワークショップで学び、その後それらを地域住民にフィードバックし、それが地域保健の促進につながれば、このワークショップはそれだけのお金をかけて実施した意味のあるものになると思う。

 

この状況をJICAが考慮してくれるかどうかは分からないけど、とりあえず申請してみよう思います。

でもこれでお金がもらえなかったら、配属先スタッフのJICAのイメージはガタ落ちだろなぁ・・それが怖い(>_<)



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2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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