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生活のことや仕事のことなど、日々の足跡を少しずつ残してます。
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NGO孤児支援活動資金のための収入向上活動の1つとして計画しているグラスカッター飼育繁殖販売。その活動をスタートさせるための初期投資資金をJICAの小さなハートプロジェクトで申請した。

その内容が以下に掲載されています↓
http://www.sojocv.or.jp/heart/apply/openproject.cgi

今1つの企業から今後の見通しなど具体的な質問などいただいており、援助が受けられる可能性が出てきました。まだ決定じゃないですが・・・


 
子どもたちとガーナ版ハンカチ落としゲームをしているところ↑
落とす物がハンカチじゃないだけで、ほとんどルールは日本と一緒。
こういうゲームって、どこの国でもあるものなんかな~★
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81日 たくさんの隊員が協力して、Kumasiで大きなイベントが開催された。

日本文化紹介や障害者のフットボールマッチなど盛り沢山の内容で開催され、その中の1つとして、私はMobile VCTを担当した。

 

 

 

Mobile VCTとは、普段は病院のVCTに行かないと受けられないHIV検査を、カウンセラーが出張し病院外で行うもの。差別や偏見から、なかなかHIV検査に来ることができない人が多いが、こういうイベント時に一緒に実施すると、あまり人の目を気にせず、気軽に来ることができる。そして今回は無料で実施したため、118人もの人がHIV検査を受けに来てくれた。

 

 
テスト          Waiting Roomで 
    

 

 

問題点として、Mobile VCTではその後のフォロー(確認検査を受け、HIVの治療にアクセスできるよう)が困難なこと、プライバシーが保持できにくいこと、お祭り騒ぎの中、無料で実施することから、本当に来てほしいターゲット層よりも若い10代の子が仲間と連れだって興味本位で来てしまうこと等がある。今回はカウンセラーを4人招待し、プレカウンセリングを5人のグループで、テストとポストカウンセリングは1人ずつ行った。1人のカウンセラーに1部屋ずつ学校の教室を割り当て、プライバシーの保護に努めたが、ドアを閉めることはできないし限界はあった。16歳以上に限定し、ターゲットを絞ってインフォームを行ってもらったため、10代後半以上の層にも検査を受けてもらえた。

 

今回の受検者の中でHIV陽性者は1人だったが、Mobileで実施することで、よりたくさんの人にHIVの知識や自分のステータスを知ってもらう機会を提供でき、それが今後の予防につながることが期待できる。

私の郡ではまだMobile VCTを実施できる環境が整っていないが、いずれ実施できるようになれば良いなと思っている。

 

トロトロ(隊員機関誌)編集のため、ガーナの列車を取材した。

 

 

 

線路はよく見るけど、列車が走っているのは見たことがない…

 

 

 

ガーナの列車は植民地時代に整備されたが、それ以降あまり活用されておらず、現在動いているのは、ごく一部の路線のみとのこと。残念ながら、Kumasi周辺の列車の運行はただいま休止中。

 

 

 

長距離移動は好きじゃないけど、列車の旅はなんか魅力的☆★☆

 

効率的ではないが、ずっと乗ってみたいと思っていた。

ということで、私企画で実現した取材旅行(いや、実際に列車に乗っているのは2時間弱ですが・・)!

先週ついに行ってきました^^**

 

 

 

首都AccraNsawam(となりのEastern州の町)

トロトロで行くと1時間くらいだが、列車は各駅停車するので約2時間。

 

 

 

ガーナの列車はディーゼル車で、なんだかレトロな感じ。

 

 

 

 


貨物列車なのかと思っていたけど、6両編成のパッセンジャー用で乗客もけっこう多くて意外!この路線は12本で、平日は毎日走っているそう。値段の違いは10円くらいなものだが、一応1等席と2等席がある。
 
 

   

 

 


汽笛を鳴らしながら、スラムの横を通り抜け、幹線道路を横断し、緑がいっぱいな景色の中を走っていく。

  

  


久しぶりに列車の音と揺れを感じながら、いつもと違う風景を見られて、なかなか素敵な列車の旅でした♪また乗りたいな~

8月に私がいるAshanti州の隊員が中心となって、ガーナ第2の都市Kumasiでイベントが行われる。日本文化紹介からヘルストピック、ゴミ問題、歌など内容は盛り沢山。私はその中でHIVAIDSに関する項目を他のエイズ対策隊員と2人で担当する。

 

1つ目は、Mobile VCTVoluntary Counseling and Testing

本来ならばVCTは病院などにあり、HIV検査もそこで受けるが、Mobile VCTはイベント会場にカウンセラーが出張して、希望者にカウンセリングとHIV検査を行う。この企画の調整、運営を担当。

 
2つ目は、HIV陽性者の「声」を集めた作品集作り

差別、偏見が根強いガーナでは自分が感染していることをカミングアウトしている人はほとんどいない。いつ自分がポジティブであることが周りに知れてしまうか、差別、偏見の風を敏感に察知しながら、毎日怯えながら暮らしている人が多い。そんな彼らの夢、人々へのメッセージ、自分のライフヒストリーなどを集め、

・差別や偏見の軽減につなげる
・陽性者は自分の周りにもいるんだということを一般の人々に知ってもらう
・陽性者がどのように感じ、どんな生活をしているのかを知ってもらう
・HIVは決して「誰かの病気」「特別な人だけがかかる病気」ではなく、誰もが感染する可能性のある病 
 気であり、
自分たち自身の問題である
・HIV=死ではなく、現在は治療によりHIVに感染していない人と同じくらい長く生きられる
・陽性者が他の陽性者の気持ちや生活を知り、共感、自分をエンカレッジする。

などを目的に作品集を作ることにした。

 

すでに「声」は集め、その中から24個を掲載することにした。

 日本では時々こういう作品集を目にするし、それらはかなりインパクトが強い。でもガーナで今までにこういうものを見たことはなく、赴任当初からやりたいと思ってきた。けっこう良いものが出来上がりそうなので、イベント時に仮本の反響が良ければ、JICAに経費をお願いして製本することも考えている。



  


先週末は2人でこの作品集の編集に没頭。
美術が苦手な私がPCペイントでイラストを描き、手記をスキャナで取り込んだり、編集作業は大変だけど、いろいろ手の凝ったものになりそう。

出来上がりがとても楽しみ~★

 

NGOと協力して、孤児支援プロジェクトを計画している。

当初の希望であった孤児院などの建物の建築は資金の問題、需要の問題、建てた後の管理の問題、人件費などまだまだ不透明な部分が多いため、もう少しできることから実施しようということになった。いろんなワークを通して、孤児たちが現在抱える問題は「食事」「学校」に関連するものが多いことが分かり、これからのNGOの活動は「栄養」「教育」の2点に焦点を当てていくことに決定。子ども達に栄養バランスのとれた食事の提供、学校費用・必要物品の支給(すべての子ども達が義務教育を修了できるように)、勉強場所・資料の提供(いずれは学校側と協力して図書館を作りたい)を目指す。

 

NGOの青年ボランティアたち

 

 

しかし、ここでも問題になるのは資金。他に援助を求めるのは最も簡単な資金作りだが、援助が得られなければNGOの活動も倒れてしまう。それではいけない、NGO自体が自立していくためには?ということで、まずはNGO自身が活動資金を生みだしていけるような活動を実施していくこととなった。

いろいろ候補はあがったが、結局以下の2つから始めることに決まった。

 

    マイクロファイナンス

バングラデシュのある村で大成功したことで、日本でもニュースになったことがあるので、知っている人もいると思うけど、低金利でお金を貸すというもの。NGOでは、孤児の家族を対象に銀行よりも低金利でお金を貸し、全額返せたら、また次のお金を貸す。孤児の家族は、そのお金で仕事を獲得し収入を得る。これは孤児の家族を巻き込んだ活動なので、家族の支援にもつながり、家族が収入を得られれば子ども達にも還元される。まずは3人からスタートし、軌道に乗れば拡大していく予定。

 

    グラスカッター飼育繁殖

グラスカッター:見た目はデカイねずみ、もぐらみたい。

こないだ初めて見てきた↓

 

 

ガーナでは食用として一般的であり、ガーナ人は大好き。嫌いという人を聞いたことがない(私も食べたけど、ちょっと臭い気がした…)。市場で良い価格で売れ、需要も高い。また鶏のように病気蔓延の心配も少なく、ネズミ算式とはよく言うが、1度に10匹くらい赤ちゃんを産むので、繁殖能力も高い。しかし相手が生き物なだけにうまくいくか心配だが、経験者からのアドバイスを受けることもでき、これがやりたいというガーナ人スタッフの意志を尊重して、この活動に決定。まず赤ちゃんグラスカッターを10匹購入し、5か月ほどで出産するようになるので繁殖させ、販売していく予定。スタートするために、ゲージや備品、グラスカッター本体を購入する必要があり、JICAの「小さなハートプロジェクト」という制度を利用して、支援を申請することとなった。

 

<小さなハートプロジェクト>

JICAが資金援助をするのではなく、JICAを通じて一般市民、企業に呼びかけ、プロジェクトに賛同してくれた人達が支援を行う。申請しても賛同してくれる一般市民、企業がなければ、支援は受けられない。

 

お願い:

もしこのブログを見てくれている人の中で、「小さなハートプロジェクト」に興味のある方がおられましたら、ネットで検索して見てみてください。私の件はまだ載ってないですが、他の国で活動している隊員さんの申請など見られます。

 

こないだちらっと聞きましたが、日本は今ガソリンが1ℓ180円とかになってるとか…

私がガーナに来る時は、確か少し安くなって、1ℓ110円代くらいだった気がする。。

たった1年で、この上がり様…私が帰る頃にはどんな価格になってるのか怖いなぁ…

 

 

日本より物価が安いガーナでも、ガソリンは高い。

1ガロン(=約4ℓ)が5GHCくらいなので、1ℓ当たり130円くらい。

庶民に車はとっても贅沢品です。が、先進国からの中古車がたくさん流れてきていて、都市部の乗用車率は高くなってきている。都市には日本のようなスタンドもあるし、村の方へ行くとこんな「ここのガソリン大丈夫かな…?」って思わせるようなスタンドも。。

 
     

 

 

 

 

いよいよ近未来映画のように電気自動車がビュンビュン走ったりするような状況になっていくのかしら~~こないだ見たマイノリティレポートが頭をよぎる。。見てみたいような、恐ろしいような…

 

 

でもとりあえず帰ったら、また愛車Will Viを運転したいデス(><)!!

あードライブしたいっ!!!!

7月10日(木)
CBS(コミュニティーヘルスボランティア)Workshopを開催。

 

Ashanti州Atwima Nwabiagya郡には5つの地域があり、各地域から10名ずつCBSを招待し、1日がかりのワークショップとなった。全部で50人を招待したが、中には来るのに3時間以上かかる村や来るための交通手段がとても乏しい村もあり、当初の予想では30人来てくれたら良い方だろうと思っていた。しかし、実際には51人ものCBSが足を運んでくれた。

  

内容は

    Personal & Environmental Health:個人衛生、環境衛生

 

 

    Nutrition:栄養

  

 

    Diseases (Malaria, Diarrhea):マラリア、下痢疾患

  

 

    Immunization:予防接種

   

 

    Reproductive Health & Rights:性と生殖に関する健康と権利

STIHIV&AIDS:性感染症、HIV&AIDS

  

 

    Safe sex ( Condom demonstration & Practice):コンドームの正しい使い方  

 

    Community Health:地域保健

   

 

4人のGhana Health Serviceの同僚と一緒にファシリテーターを務めた。私は⑤⑥を担当し、英語が通じない人も多いので、少しの現地語を交えながら、同僚に通訳してもらいながら実施した。内容はボリュームたっぷりで、全部を消化するのは難しかったかもしれない。でも、CBS興味を持って聞いてくれていたし、質問もたくさん出ていた。反応もまずまず良かったんじゃないかと思う。

JICAの資金援助を受けてのワークショップ開催だったため、JICAのルールにのっとり、ファシリテーターの同僚には手当てが出ない。最後までお金がもらえないことに対する不満はグチグチ言われたし、やっぱりガーナタイムで仕事をする彼らだから時間通りに進まない等、いろいろ困り事はあった。でも最後には、そんな同僚も「やって良かった」「Very success!」と言ってくれたし、私自身も、手当てが出ない中で、彼らは本当によくこのワークショップをオーガナイズしてくれたし、ファシリテーターとしてもよくやってくれたと思う。
私自身も自分の担当したパートで、伝えたかったことを100%伝えられたわけではない。でも企画してから開催までに5か月もかかったが、ここまで頑張ってきた甲斐があったと思うし、何よりガーナに来てから、スタッフ不足のためカウンターパートが存在せず、GHSの同僚と仕事をすることが少なかった私だけど、彼らと一緒に1つの大きな仕事をやり遂げられたことをとても嬉しく思う。1年、この場所でやってきて良かったと思えた1日であり、このワークショップを機に得られた成果を活かして、これからの残された11か月を頑張っていこうと気持ちを新たにできた1日だった。

 

GHSの同僚やJICAスタッフをはじめ、このワークショップ開催に協力して頂いた多くの人たちに感謝します。



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2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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