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生活のことや仕事のことなど、日々の足跡を少しずつ残してます。
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こないだ配属先のオフィスでクワガタを見つけた。

オフィスの裏はプランテーン畑なので、いても全然不思議じゃないし、同僚は全く興味を示さないけど、前にクワガタなんて見たのはもうずいぶん前のような気がするので、なんかはしゃいでしまった^^;ガーナは未開発な分、自然が豊かってこと。

日本だったらクワガタなんて、今いくら位するのかな~。ガーナじゃ、昆虫に値段がつくなんて想像さえできないだろうな…

 

 

一見ゴキちゃんのようだけど、ちゃんとクワがあるのでクワガタです!

  
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先週末、Northan州Tamaleでガーナに来て3回目の単車安全講習会があった。

隊員が中心となって開催されるもので、ガーナに来て1年4か月の19年度1次隊はけっこう古株になってきており、この講習会をオーガナイズする側にならないといけない。うちの同期からは3人が今回の講習会に参加し、会長、実技係、整備係を分担して担当。会長はまとめるのがとても上手な現職教員のてっちゃんにお願いし、実技を私が担当できるわけもなく、消去法で私は整備係に。

 

自分で整備ができるように…ということで、けっこう細かく毎回指導されるのだが、実際のところ、何か問題があればワークショップに持って行って、自分では点検以外の整備なんかしたことない私。だって、整備に全然自信ないのに、自分で整備したバイクに乗るのは怖いから。。

でも人に教えるとなれば、それなりに覚えない訳にはいかない。ということで、同期隊員に教えてもらってちょっと予習。難しいところはてっちゃんが説明してくれたので、私は日常整備を説明しただけだけど、それでも今までの2回の講習会のようにただ聞いているより、今回は学びが深かった。やっぱ実際にやってみないとダメね(><)勉強になりました。

 

   


でも、やっぱり自分1人で整備するのは難しいと思う…。

ということで、これからも私はワークショップにお世話になろうかと。

 

 

↑運転しているのはJICAのドライバーさん。運動神経の良いガーナ人はこんなアクロバットな走行もできちゃいます!スゴイ。。隊員がやったら、きっとバイク取り上げだけど…

 

 


夜はカレーとサラダで打ち上げパーティー★

+プラス タマレは犬を食べる人が多いらしく、JICA調整員がせっかくタマレに来たんだから!と、わんちゃんのケバブ(丸焼きを香辛料で味付けしたもの)を買ってきてくれた。。今まで食べずに1年4か月やってきたが、初トライ。

  

 

舌としっぽをいただきました(><)舌は牛タンよりももっとコリコリした感じで、しっぽはコラーゲンたっぷりな感じ。しかし、ブッシュミート特有の何とも言えない臭さが…。

1回の試食でもう十分です…

仕事内容じゃないけど、今回はちょっと職務態度についてちょいと言及。

 

まだまだ医療者様サマ社会のガーナ。

昔は日本もそうだっただろうし、今もそんな振舞をしている医療者はいるかもしれない。でも基本、医療はサービスであり、患者さんは言うならお客様。私の責任か!?というようなことでも、患者さんからクレームが来るような事態になれば、上司からこっぴどく説教されるのが当たり前…。これが当たり前かどーかは別として、しかし、どうにもガーナの病院社会に慣れない。いや、慣れなくもなかったりするが、本当に見ていて、そして味わって、全くもって腹が立つものである。私が住むAshanti州は特に人の気性が荒いと言われているので、他の地域はもっとマシなのかもしれないが、何も悪いことしていないのに、些細なことからスタッフの機嫌はすぐに悪くなり、長時間待たされている病気のハズの患者は怒鳴られ、なじられ、使いっぱしりに走らされ…。よくこんな対応をされて、おとなしく引き下がるなぁ~なんてすっごく同情してしまうが、そこは学歴ある者と学歴のない者によって築かれる縦社会だから仕方ないと思えちゃうのか。。見ていて、ホントにかわいそうになってくる(T_T)

何ともえらっそうな看護師、看護助手、受付のおばちゃん…そんな人がゴロゴロいるGhana Health Serviceのスローガンは『Your health-Our concern』

とっても素敵なスローガンだけど、スタッフからそんな意識を全然感じないのは私だけだろうか??でもそれを見て、スタッフに何も言えない私も一緒か・・・ホントはとっても言いたいんやけどね。。

 

ガーナヘルスサービス模様の私のワンピ。もちろん普段着用じゃありません!

  

 

えらそうに言える立場でないことは分かってますが、ちょっと不満放出&ストレス発散・・・

ちょっと前になるが、ガーナ北部を旅してきた。

前に行ったのは乾季の時期で、今は雨季なので、同じ場所でもかなり違う景色が見られる。北部は南部に比べて気候も厳しいけど、でもよりアフリカらしさを感じられる気がして好き。
  

 

 

=Sirigu=

小さな村だけど、他の村では見られないようなペインハウスがある。赤、黒、白が基本の幾何学模様の中に、実は人や動物などが描かれている。

  

 

どんな目的でこんな絵が描かれたのか不明だけど、民族の象徴だったりするのかな~。余談だが、民族や家計の象徴として、顔やお腹にいろんなカットを入れている人はたくさんいる。赤ちゃんの頃に刃物で入れるそう(感染が心配…)で、傷も成長とともに大きくなっていく。模様はただの線だったり、×だったり、お臍を中心に太陽だったりイロイロ。帰りのトロトロが全然捕まらず、ガーナで初めてのヒッチハイクで、ボコボコ道をトラックの荷台で激しく揺られながら帰ったのも良い思い出・・・☆

 

 

 

=Tongo Hills=

これもまた小さな村だけど、ここはまた一際、他では見られない景観が楽しめる。岩がゴロゴロしていて、鬼出園(だっけ??)をちょっと思い出す感じ。下の写真(右)は岩で作られた、いや、岩を利用した小学校。ほんの4年前までホントに子ども達がここで勉強していたらしい。

   

 

アイスのピノのようなお家が並ぶ集落。

   

 

主食は粟。まさに自給自足。

   

 

集落の横には人々がShrineと呼ぶ祀りがあり、毎日生け贄が捧げられている。

  

 

村の奥には小山があり、そこにはガーナ中から巡礼者がやってくるという伝統宗教のShrineがある。神聖な場所なため、上半身裸じゃないと入れない。10GHC(約1000円)払えば、ブラはつけても良いと言われたが(そんな中途半端な格下げしないでよ~…って感じだけど)、まぁ女同士ならいいかということで、上半身裸で参拝。中は写真も撮らせてもらえなかったけど、岩の隙間に祭壇らしきものがあり、毎朝生け贄を捧げている。狭い空間だったので、さすがにちょっと血生臭い感じで、そこら中に骨が散乱していた…生け贄にして、で、結局は誰が食べてるの??って思ってしまうが、そこは村人には聞けず^^;

  

 

 

=Bolgatanga=

Upper East州の州都ボルガタンガの名産、ボルガバスケット。小さい物なら1GHC~、高いものは30GHC以上する。クオリティーの高いものは本当に素晴らしくて、なんとヨーロッパなど先進国からの発注もあるそう。日本でも人気のビームスやアローズ、有名百貨店でも売られているらしく、なんとお値段は1万以上!!!絶対ガーナで大量に買って帰らなきゃ★
   

 

 

最近停電が多い気がする。
いや、気のせいじゃなくて多い!

私がガーナに来た頃は、2日に1回12時間停電するという計画停電があった。でもそれは去年までの話で、今年は計画停電はない(はず)。これはこれでとても喜ばしいことなのだけど、その代わり、きまぐれ停電とでも呼ぼうか、突然停電になる回数が、特にここ1週間ほど多い。Nkawieだけなのか、Kumasi周辺一帯がそうなのか、停電エリアの大きさは定かでないが、とにかく私の家周辺はノー電気なわけです。

 

 

 

朝から晩まで電気が戻ってこないこともあれば、短い停電を何度も繰り返す日もある。やっと戻ってきたー!!と喜んで、コーヒーを飲むため電気ポットで湯を沸かし始めた瞬間にまた停電・・・これほど悲しいものはない(T_T)あとお風呂に入っている時・・いきなり真っ暗な中でバケツ行水をするはめになり、かなり虚しい。。なので、最近は仕事から帰ってきたら、ちょっとでも明るいうちに、まずは何よりも先にお風呂!停電になると、夜は頭にヘッドライトをつけて(この姿は絶対人には見せられません…)、ひたすら読書orさっさと寝る。目が悪くならなきゃいいけどねぇ。。

いろんな国から来ているボランティアがいる。

私の周りではドイツ人が多いように感じるが、協力隊のように2年間もいるボランティアは少ない。だいたいが数週間~6か月。ピースコー(peace corps:アメリカ版協力隊のようなもの)は2年間だけど、私の周りにはいない。

 

先日郡病院で妊婦健診を手伝っている時、Kumasi(ガーナ第2の都市)で一番大きな病院に来ているドイツの医学生とガーナ人学生に出会った。いろんな病院、ヘルスセンターを巡回し、母子保健について話をしているそう。ガーナ人学生が約2時間話した中には、ユニセフやWHOの歴史、医療専門用語、難しい疾病、新生児奇形の話など、まるで医療職者向けの話もあり、何の知識も持たない妊婦さんたちにはかなり難しいトピックも含まれていた。ただでさえ、人がたくさんで待ち時間が何時間にもなる妊婦健診。椅子が足りなくて立っている妊婦さんもいる待合室で、健診を中断して、2時間もよく分らない話を聞く・・・もちろんいかに母乳育児が大切か等も話していたが、それは日常茶飯事こっちのスタッフだってやっていること。待たされる助産師たちのイライラもピークになり、その結果、その反動は患者さんへ。

 

郡病院の産科病棟↓

 

 

ニーズの問題。

ボランティアをする上で、こっちは無償でやってるんだから、何をやっても良いということではない。現地の人の迷惑になってはいけないと思うし、そこにニーズがないのにやっても意味がない。たとえボランティアであっても、押し売りではダメだ。TPOをよく考える必要がある。

 

人は皆、反面教師。そして自分を振り返ることが大事。

私の配属先であるGHCが組織しているHIV陽性者のNGOがある。メンバーは20名ほどで、うちの郡だけでなく隣の郡から来ている人もいる。なぜかというと、家の近くでは近所の人に知られる可能性があり、それを恐れているから。家族の誰にもHIV陽性であることを伝えられずにいる人もいる。NGOでは月に1回ミーティングを開き、GHSの担当者が健康チェックや治療状況、困っていることなど聞いている。来ても、何か支援物資がもらえるわけでもないが、毎月10名以上は集まっている。物資的な得る物がなくても、ここに来ると同じような境遇の人たちに会える安心感というのはあるんだろうと思う。

 

1月に赤ちゃんを産んだ私の友達、彼女もHIV陽性者。彼女は英語が話せないので、言葉の壁は大きいけど、私を慕ってくれている気がするし、彼女の赤ちゃんを抱っこするのは私にとっても大きな癒し。赤ちゃんはもう9ヶ月になり、支えれば立つこともできるし、よく笑うようになった。母乳はあげられないけど、すくすくと可愛く育っている。NGOのミーティングには子育てを終えた女性や小さな子どものいる女性もたくさんいる。きっと彼女がこれから遭遇するであろうたくさんの困難や問題に対して、少しでも助けになればいいなと思って、以前から彼女もこのミーティングに参加しないかと声をかけていた。でも、なかなか抵抗があったのだろう、今まで来ることはなかった。

でも今月、その彼女が初めてNGOのミーティングに来てくれた!彼女が、自分がHIV陽性であること、HIVと共に生きていくということを受容したということだと思っている。すごく嬉しかった。

 

 

 

私たち医療者にできるのは、患者さんがHIV陽性であることを知り、そこから治療にアクセスできるようサポートすること。でも、そこから患者さんが病気を受け止め、病気とともにポジティブに生きていけるようになるには、患者さんにしか分らない苦しみ、葛藤、孤独などたくさんの困難を乗り越えなければならない。それを傍で応援することはできるかもしれないが、患者本人に代わってあげることはできない。

時間がかかるのは当たり前。彼女がこれからも前を向いて、HIVと共に生きる人生を歩けるといいな~と思う。

 



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2007年6月18日から青年海外協力隊(19年度1次隊)、エイズ対策で、ガーナへ派遣されていました。
今は日本でまた病院勤務。
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